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感染が流行している地域へ引越しを予定している方は、ご注意ください。
2020年5月現在、スマホで内見し、賃貸物件を契約できるサービスもあります。
感染が流行している地域へお引越しを予定している方は、ぜひ、使ってみてくださいね。
引越しで一番難しいことのひとつは、良い物件に巡り合うこと。
何度も引越しを繰り返すと、「(今思えば)あの部屋探しは失敗だった」と気づくこともありますが、なかなか、最初の頃は気づけません。
ましてや、はじめての一人暮らしでは全てが初めての体験でわからないことばかり。
引越し経験が少ないと失敗しない部屋探しのコツを身につけるのは難しいのですが、引越し代は高いし、何より部屋探しに失敗して新生活を後悔してほしくない……と、思い、失敗談をたくさん集めました。
私や、今までお引越しをしてきたお客様の声をもとに、部屋探しの失敗例をまとめてご紹介します。
この失敗経験が誰かの役立つことを祈っています……。
目次
- 1 失敗例1|敷金礼金ゼロゼロ!初期費用の安さに飛びついたけど、全然安くない!
- 2 失敗例2|ネット無料!だと思ったら、超絶遅い……使い物にならなかった
- 3 失敗例3|賃料の安さが魅力的だけど、近くに高速道路や幹線道路が……
- 4 失敗例4|新築でキレイ!でも、駅から遠くて夜は怖い。スーパーもなくて不便
- 5 失敗例5|駅近は最高!だけど、電車や踏切の音がうるさい……
- 6 失敗例6|リフォームリノベ物件で内装はピカピカだけど、建物は古かった……
- 7 失敗例7|壁が薄くて落ち着かない……
- 8 失敗例8|予想以上に狭かった……部屋に入れたい家具が入らない
- 9 失敗例9|北向きで日が入らない……湿気がこもる部屋
- 10 失敗例10|住民の生活スタイルが合わない……毎晩の宴会はちょっと……
- 11 まとめ
失敗例1|敷金礼金ゼロゼロ!初期費用の安さに飛びついたけど、全然安くない!
引越しをしようと思うと、気になるのがお金のこと。
- 敷金
- 礼金
- 仲介手数料
東京では、家賃の5~6ヶ月分程度が初期費用として契約時にかかること一般的です。
そのなかで、心ひかれるのが、敷金礼金ゼロゼロ物件。物件情報サイトでもゼロゼロ物件として、紹介され目にする機会も増えてきました。
敷金礼金ゼロゼロ物件で注意しなければならないことは、契約金の内訳。
敷金礼金はゼロでも、違う名前でしっかりと請求されていることも少なくありません。
- 保証金
- クリーニング費用
- 契約事務手数料
このような名目で請求されることがあるので、注意して契約金の明細を確認してみましょう。
「敷金ゼロゼロ物件=初期費用が安い!」とは限りません。
余計なオプション費用がついていて、逆に割高になってしることもあります。
失敗例2|ネット無料!だと思ったら、超絶遅い……使い物にならなかった
インターネット無料物件も増えてきました。
スマホやダブレットの普及で、インターネット環境がない生活は考えられない方も多いのではないでしょうか?
jcom のようなCATVのインターネット付きアパート・マンションも多いのですが、注意点はプランの内容。無料で使えるのは最低プランしか使えず、速度が遅すぎて実際使い物にならない……というケースもあります。
知り合いが寮がわりに会社からレオパレスあてがわれてるけどすごいネット遅いって嘆いてた。 まぁ、物件ごとに違うのかもしれんけど
— CR1/60@AD&D本読むわ (@asikaga) 2018年2月23日
ネット無料って言ってた分譲マンションクソだったなぁ…。タワーマンション全体で100Mをシェアとかでめっちゃ遅かった。。。
あと過去に出会ったキングオブクソ物件は「光回線を引ける」っていうから入居したら、光回線は共有部までしか来なくて、自宅までは結局クソ遅い VDSL だったやつ。— eisaku/えーさく (@eisaku) 2018年1月13日
不動産会社の担当者もインターネット回線に詳しくないこともあるので、ネット回線会社の公式サイトから対応しているかどうか事前に確認しておくと安心です。
動画を見たり、写真や映像データの送受信をしたい方はストレスない速度がでるか、しっかりと確認しておくことをおすすめします。
失敗例3|賃料の安さが魅力的だけど、近くに高速道路や幹線道路が……
賃料が割安な設定の物件は、安い理由があります。
賃貸物件は需要と共有のバランスで条件が決まっているので、賃料が安い物件は必ず理由があります。
東京など都心に割安な物件が多いのが幹線道路沿い。
大きな道路が近いので騒音・排気ガスの問題があります。
内見に行くのは日中の時間帯なので、「窓を閉めれば大丈夫かな」と、判断して、お引越しを決める方も多いのですが、深夜のトラック音やバイク音に耐えかねてしまう方もいらっしゃいます。
深夜は周りが静かになるので、車やバイクの騒音がより響きやすくなります。
音に敏感な方や排気ガスが苦手な方、洗濯物を外に干したい方は、幹線道路沿いの物件は避けたほうが無難です。
失敗例4|新築でキレイ!でも、駅から遠くて夜は怖い。スーパーもなくて不便
賃料の予算があるなかで、部屋の広さや設備、築年数を重視した部屋探しをすると、駅から遠い物件を選ぶこともあります。
駅から遠くても問題がなければ良いのですが、夜道が暗くて怖い……仕事帰りに買い物したくてもお店がない……と、不安や不満を抱える方もいらっしゃいます。
特に、女性の部屋探しは安全第一。落ち着いて安心した生活ができない環境は、どんなに素敵なお部屋でも選ぶべきではないと思います。
女性のお部屋探しの注意点は、関連記事もあわせてご覧ください。
駅から離れた物件はやはり不便です。
毎日、ヒールで通勤している方や帰りが遅くなる女性の方は、駅から10分以内の物件がおすすめ。
違う路線を検討したり、希望条件を見直しながらバランスの良い物件を見つけられたら良いですね。
失敗例5|駅近は最高!だけど、電車や踏切の音がうるさい……
忙しい社会人の方や治安が気になる方は駅近物件を選ぶ方も多いです。
確かに、駅近は超絶便利!ですが、電車の音や踏切の音、人やお店も多い……ため、静かな住環境ではないことがあります。
駅前は多くの方が利用するため、お店が集まり賑やかな街づくりをすることが一般的。
残念ながら、駅近で静かな住環境は実現しにくいのが現状です。
駅近くで便利な環境を優先するか、静かな環境を優先するか、は、人それぞれ。自分にとって心地よい場所がどのあたりか、実際に街を歩いて雰囲気を感じてみましょう。
失敗例6|リフォームリノベ物件で内装はピカピカだけど、建物は古かった……
リフォーム物件やリノベーション物件も増えてきました。
新築と変わらないピカピカの内装で割安な賃料が魅力的。内見を希望されるお客様も多い人気の物件のひとつです。
お部屋のキレイさは最大の魅力なのですが、注意したいポイントは、建物の共用部分やお部屋の見えない部分。
- エントランス
- 天井
- バルコニー
- 窓
- 玄関扉
- 給湯設備
- 配管
などは、建物が建った時代の古いまま修繕が行われていないこともあります。
天井や窓が古いままだと図面よりも狭く感じたり(圧迫感があることも)、古い窓サッシだと断熱効果が落ちてしまうことも。やはり、新築の部屋とは違う印象を持つことも少なくありません。
物件情報サイトや図面情報だけでなく、実際にお部屋を見てみることが大切です。
失敗例7|壁が薄くて落ち着かない……
木造アパートなどで多い悩みが壁の薄さ。
アパート、マンションともに共同住宅なので、隣、上下階の方の生活音は気になる方が多いようです。
隣の人のくしゃみ聞こえるぐらい壁薄いから物音にビビってるわい
くしゃみ怖い— ????????みるる???????? ᙏ̤̫ ໒꒱@まいめろりー (@6aoitori6) 2018年3月7日
壁薄いとか…耳をすませば隣の家の爪切りの音が聞こえる程度の厚さだな!
まったく、寒い原因がわからないね!!いやー、雪そろそろ見飽きたなー— (´・ω・`)リズだよ? (@rizu630) 2018年3月8日
隣のお部屋の音に悩むこともイヤですが、自分が生活している音(電話の音や音楽を聴く音)が他人のストレスになることも気になります。
生活音のトラブルは、引越す原因の第1位。なかなか、解決することが難しい問題なので、結局、新しい部屋に引越すという選択をとる方が多いです。
また、入居時は問題なくても、年数が経ち入居者が入れ替わって、トラブルに発展してしまうケースもあります。
内見時にできる限り、壁の厚さ、隣人がどのような方が住んでいるかをチェックしておきましょう。
内見時に軽く部屋の壁を叩いて薄さを確認したり、ドアや窓を開けたり閉めたりして、音の伝わり方を確認してみましょう。
住民の情報は個人情報保護の観点から、基本的に教えてもらうことはできなのですが、バルコニーの洗濯物や玄関前の使い方(ビニール傘を干しているなど)から男性か女性か予想することはできます。
生活音のストレスは毎日のことで、地味にダメージが大きい悩みです。
失敗したくない方は、建物の造りがしっかりしている鉄筋コンクリート造(RC造)のマンションタイプを選ぶこともおすすめ。木造アパートは音が響きやすいので、避けた方が安心です。
失敗例8|予想以上に狭かった……部屋に入れたい家具が入らない
内見のときは、部屋に物が何もない状態なので広く見えます。
お部屋の広さを測らずに、引越し当日を迎えて「あれ?荷物が入らない!」と、ビックリする方もいらっしゃるようです。
- 階段の広さ(踊り場含む)
- エレベーターの広さ・奥行き
- 扉の幅(玄関・室内)
に、注意しておくと良いでしょう。
持込みたい大型家具や家電がある方は事前にサイズを測っておくと、内見時に確認できトラブルを未然に防ぐことができます。
失敗例9|北向きで日が入らない……湿気がこもる部屋
北向きのお部屋は人気がありません。
このため、賃料が割安だったり、初期費用が安く設定されていることもあります。
タワーマンションのような高層階であれば問題ないのですが、アパートや3階以下のマンションの部屋では、一日中部屋が暗くなってしまうことも少なくありません。
日あたりが悪いと、湿気がこもりがち。気をつけないと、至る所にカビが発生してしまいます。
お気に入りの服や靴がカビにやられてしまったり、湿気で本がヨレヨレになってしまうことも……。
何より日あたりが悪いと気分が落ち込みます。
朝起きてカーテンを開けても、どんよりした空だと元気がでないことはありませんか?
北向きのお部屋は日が入りにくいので、朝日を浴びて気持ちよく目覚めることは難しいかもしれません。
私は、日あたりが良いお部屋の方が精神状態も良く保てると思うので、北向きのお部屋はNGで探しています。
できればお部屋探しでも、避けた方が失敗は少ないと思います。
失敗例10|住民の生活スタイルが合わない……毎晩の宴会はちょっと……
アパートやマンションは共同生活。ライフスタイルが全然違う人の中に飛び込むと、リズムが合わずに苦労する方もいらっしゃいます。
- 子育てファミリーが多い中に、一人暮らし
- 定年退職をしているご年配の方の中に、一人暮らし
- 入居者は男性ばかりのなか、女性の一人暮らし
入居条件に合致していれば、もちろん入居しても問題ないのですが、あまり偏りすぎている物件は注意が必要です。
入居者の情報は個人情報になるため、詳細は教えてもらえません。
どんな人が住んでいるか気になるところですが、性別・年齢までは、教えてもらうことができないかもしれません。
このため、情報収集の方法としては、現地でポストや駐輪場、玄関前やバルコニーの使い方を見て予想するしかありません。
- ポストの使い方:チラシが溢れ返っていないか?
- 玄関前の使い方:放置物がないか?
- 部屋のカーテン:女性か男性か特徴があれば……
- バルコニーの使い方:干している洗濯物
- 駐輪場の使い方
このような情報から、どのような方が住んでいるか想像するしかありません。
常識の範囲内で使っているようであれば、問題ありません。あまり管理がされていないような雑な使い方だと要注意。だらしない方だと、入居後、嫌な思いをするかもしれません。
また、大学や学校が近いエリアは、学生の入居者も多いことがあります。
周辺環境にも注目してみると、どのような方が選んでいるかイメージが膨らむかもしれません。
まとめ
一人暮らしをして「失敗した!」と後悔してしまったお部屋をご紹介しました。
いろいろ書きましたが、自分の予算と希望条件の優先順位を整理して、しっかりと現地を確認すれば大丈夫です。多くの方は、素敵な部屋で、一人暮らしを楽しんでいるので安心してくださいね。
内見のときは、不動産会社の車で移動することも多く「良い部屋は早く決まってしまいますよ!」と、急かされると、つい即決をしたくなってしまうかもしれません。
しかし、お部屋探しの失敗例の多くは、現地の確認不足。駅から物件まで自分で足で歩いて見たり、近くのお店やスーパーを調べたり、お部屋のサイズや状態をしっかり確認すれば、失敗することはありません。
ぜひ、自分の目で見て、心がときめく素敵なお部屋を見つけてくださいね。
以上、部屋探しの失敗例をお届けしました。
一人暮らしを検討している方の参考になれば嬉しいです。
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