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女性が一人暮らしをするときに、誰しも思うこと……。
安全な場所に、住みたい。
どんなに良いお部屋でも、危険と隣り合わせだと落ち着きません。万が一、犯罪に巻き込まれてしまったら、女性の場合、男性よりも力が劣るため防犯面も不安があります。女性の一人暮らしを始める方でも、「不安」「心配」「怖い」と、一人暮らしを躊躇していた、と話される方もいらっしゃいます。
そこで、今日は、女性が一人暮らしをする際に気をつけておきたい注意点をまとめてみました。引越しを検討されている女性の方の参考になれば幸いです。
目次
なぜ、防犯面を気にしなければならないのか?
実家に住んでいるときは家に一人でいる時間は少ないかもしれません。ご近所づきあいもあるので、見ず知らずの他人が家を訪ねてくることも少ないでしょう。しかし、一人暮らしでは家にいるのは自分ひとり。東京の一人暮らしでは近所付き合いをしない方が多く、「隣や上下階にどんな人が住んでいるか知らない……」という方も少なくありません。
お互い助け合いながら生活する環境とは言い難い東京生活。一人暮らし生活で自分の身を守れるのは自分だけ。引越し準備の段階からそのことを頭に入れつつ、しっかりと準備をしていきましょう。
駅近は安心!徒歩5分以内が理想
駅から物件までの距離は新生活に影響を与える大きな要素。車生活でない方は、徒歩10分以内で探すケースが多いです。駅徒歩10分以上の物件は、毎日の通勤通学を考えるとおすすめできません。ファミリー世帯などで駅近にはあまり物件がない場合は、駅から離れてしまいがちですが、一人暮らしで駅から遠い部屋は時間の無駄。せっかく一人暮らしをするのであれば、時間を有効活用して、自分の成長ややりたいことに時間を使いたいものですよね。
駅から離れるほど帰り道にトラブルに合う可能性が高くなる
特に、女性の場合は駅から家までの帰り道に犯罪に巻き込まれてしまうリスクがあります。駅から遠ければ遠いほど、移動時間が伸びるためリスクは高くなります。お仕事の都合で帰宅が夜遅くなってしまう方は、特に駅から遠い物件は避けましょう。できれば5分以内の物件で、明るい道を通って帰れる物件選んでいきたいところです。
一人暮らしを始めるまでの物件探しから、実際に一人暮らしを始めての感想をインタビューした記事があるので、あわせてご覧ください。
また、閑静な住宅街は住環境が良く女性に人気です。スーパーや病院ドラッグストアなど、生活に必要な施設があり、繁華街のような賑やかさがないため休日のんびりできるメリットがある反面、夜道は暗い道で不安を感じる場合もあります。
必ず、夜道で駅から物件まで歩いてみてから、お部屋を申込むようにしましょう。不動産会社と内見にいくときは日中ですが、昼間の様子と夜の様子が異なる街はたくさんあります。雰囲気が違うと印象が変わるので、必ず、自分の目で確認しておきたいポイントです。
ヒールで通勤やスーツケースを持っていると移動が大変
女性の場合、通勤時にはヒールを履く方も多いです。駅からヒールで歩くときと、スニーカーで歩くときの疲れ方は、比べ物にならない差があります。毎日の通勤、5分と10分とは言え、往復だと大きな差になってきます、さらに、出張が多い方だとスーツケースを携えて駅まで行くことも多いのでは?重い荷物を駅まで運ぶのも負担が大きいので、やっぱり駅近はおすすめです。
このポイントは、実際に自分で歩いてみる、ということです。「あたりまえじゃん!」と、ツッコミが入りそうですが、不動産会社で内見の案内をする際は車移動がほとんど。駅から物件までの距離は、自分で歩いてみないとわかりません。車で移動していると意外と速く現地まで到着してしまうため駅からの距離感がつかめず、お部屋の内装や設備を見てテンションがあがり、そのままお申込み手続きをしてしまう方も少なくありません。
先日、ご来社されたA美さんは下記のようにお話されていました。
- 駅から徒歩13分のマンションに居住
- 不動産会社で紹介された物件情報では徒歩10分だった
- 新築で最後の1部屋だった
- 駅まで坂道もあり、疲れてしまったときや雨天時はタクシーを利用することも
このような営業トークを信じて、その場で申込み手続きをしてしまったのですが、引越し後、実際に自分で歩いてみると駅からの距離があり、しんどくなって引越しを検討されているとのことでした。勤務先ではヒールが必須のためヒールで歩いていたものの、毎日の積み重ねで足が悲鳴をあげて、今はスニーカーで通勤し会社でヒールに履き替えているそうです。スニーカーを毎日持ち歩く荷物の重さと、帰りが遅くなってしまったときは疲れてタクシーを利用するため交通費が高額に……と、悲しい新生活となってしまったようです。
人気の部屋はドンドン埋まってしまうことは事実です。しかしながら、しっかりと確認すべきポイントをチェックしないと、せっかく引越ししても、ストレスを溜める生活しか待っていません。他の場所に引越すことになったときは、さらに費用もかさんでしまいます。どんなに良い部屋だったとしでも、駅からの道のりや周辺環境は変えられません。自分の力で変えられないので、立地はとても大切。多少お部屋の希望条件を妥協したとしても、立地は妥協せずに選んでいくことをおすすめします。
駅から物件までは必ず歩いてみること(日中・夜間の2回)
駅徒歩5分以内が理想で、設備を多少妥協しても立地を重視すべし
オートロック付きマンションも危険?!防犯対策の抜け穴
オートロック付きマンションは女性に人気です。自分の部屋の玄関とは別に、建物の入り口にも鍵があるので、オートロックなしマンションよりも防犯性が高いと言われています。
ただ、このオートロックも万能ではありません。注意しなければいけないのは、建物の造りです。
オートロック付きマンションでも、写真のような建物だと、オートロック横のフェンスからよじ登れば簡単に突破できてしまいます。
このような構造上不安要素が残る物件でなくても、「オートロック付き物件が逆に危ない」と指摘する記事もあります。
引用:元警察官が語る泥棒の目
オートロックマンションは安心?
集合住宅を狙う泥棒はオートロックマンションが非常に大好きです。新築マンションのほとんどがオートロックマンションになっているこのごろです。「安心」な集合住宅の代名詞のようになってきていると思いますが、これは本当に「泥棒」を対象に考えたとき「安心」と言えるのでしょうか?
答えはNOです。特に内部から人が出るときに自動的に開くタイプのオートロックが危険です。
TVでは、「友連れ」と言う方法を公開しております。住民が入るときに偶然一緒になったように入る方法です。これは基本的に泥棒としてはしたくない方法だと思います。完全に顔を見られるし、住民からも怪しまれますからね。
実は身の回りのものを、ほんの数秒の手間をかけるだけでオートロック扉は外部から簡単にあけることができます。これは集合住宅の管理会社の社員も、訪問販売の営業マンも常識として知っていることですが、住宅建築関係者やオーナー。居住者は知りません。ここが問題なのです。
ここでは詳しい方法などは記載しません。それを知れば日本のほとんどのマンションに簡単に入れるからです。
オートロックは導入に多額なお金が必要なのに、ある一点に防犯上問題があって、結局は泥棒がありがたがる建物にしてしまっています。僕が泥棒でもオートロックの無いところより、オートロックのマンションの方が泥棒はしやすい結果になっています。
この事実は是非とも知るべきであり、是非とも対策をとるべきなのですが、ここで理由を公開できないのが非常に難しいところです。
引用:元警察官が語る泥棒の目
オートロック付きマンションだからと言って安心はできません。オートロックの安全性を過信し、玄関のカギをかけ忘れたり防犯意識が弱まると被害にあってしまう場合もあります。あくまで1つの安心材料のひとつとしてとらえましょう。
オートロック付きマンションが防犯対策として万全とは言えませんが、それでも、オートロック付きマンションは安心感があります。誰か自宅に訪問してきた際に、事前にモニターで確認できるからです。訪問販売や対応したくない方が訪問してきた際に居留守を使っても、訪問者はオートロックの外なので室内の様子を知るすべはありません。
オートロックがない物件だと、居留守を使っても玄関扉の外には訪問者がいるので、どうしても気になります……。私が心配性だけかもしれませんが、女性の一人暮らしにはオートロック付き物件はおすすめしたい設備のひとつです。
オートロック付きマンションも防犯対策は不十分
オートロックを過信せず、防犯意識を持って一人暮らし生活を満喫すべし
1階はNG。3階以上の部屋を探すべし
所在階も安全な暮らしをするには重要な要素。1階の部屋は空き巣に狙われやすいです。泥棒からすると侵入しやすく逃げやすい場所だからです。私も人生で1度だけ1階に住んだことがありますが泥棒にあいました。そして、被害にあわなかったとしても1階はストレスが多く快適に過ごせる住環境ではありませんでした。
女性の一人暮らしでは2階以上の物件が必須。できれば3階以上の物件が望ましいです。3階ぐらいの高さだと男性でも簡単によじ登ることが難しくなります。周りの建物や環境によって状況は異なりますが、一般的な階数の目安は3階以上で物件探しをするとよいでしょう。
女性の一人暮らしで1階はNG
できれば3階以上の部屋を探すのがベター
オーナーさんが近くに住んでいる or 管理人さんがいる
1階がオーナーさん邸。2階以上を貸出ししている物件(賃貸併用住宅)も泥棒は嫌がります。賃貸併用住宅などは比較的小規模なマンションorアパートが多く、オーナーさんもすべての入居者さまの顔を把握されていることが多いです。不審者がいたら声をかけられる確率が高まり、泥棒としては狙いたくない物件でしょう。
管理人さんの勤務形態もさまざまですが、滞在時間が長いと安心できるマンションです。
-
管理人の勤務形態
- 常勤
- 日勤
- 巡回
- 機械管理(セキュリティーシステム導入)
管理人が常勤のマンションは大規模マンションや高級マンションが多いので、一人暮らしの場合あまり出会う機会が多くないかもしれません。日勤や巡回管理の場合は管理人さんがいらっしゃる時間帯も確認しておくと安心です。
大家さんが同じ建物に住んでいる物件や
管理人がいるマンションも安心できる物件
エレベーターはカメラ付きだと安心
密室になってしまうエレベーター。女性ひとりで夜遅くなってしまうときは、不安ですよね。防犯カメラやモニターが設置されていて外からエレベーター内を確認できるタイプのマンションもあるので、エレベーターが不安な方はモニター付きエレベーターを選ぶことをおすすめします。
エレベーター内がモニターで映し出されるタイプが安心です。
エレベーターの雰囲気も要確認
心配な場合は、カメラ付きエレベーター物件を選ぶと安心
非常階段や駐輪場・駐車場、エントランス以外の出入り口も確認
建物に入る経路は、正面エントランス以外にもあります。エントランスにオートロックがあっても、裏口の駐輪場は施錠されていないマンションもあります。
よくあるのが、駐輪場や駐車場の出入り口。鍵が施錠できるにもかかわらず、鍵が施錠されていないこともあります。おそらく、住人の方が出入りに不便なためロック解除をしてしまっているからだと思いますが、防犯上は不安が残ります。
同じマンションの住民の方があまり防犯意識が高くないと、どんなに自分が気をつけていてもコントロールできない部分もあります。管理会社側の問題か、住人の問題かは、一般的に判断がつきにくいですが、内見時には、必ず、非常階段、駐輪場、駐車場など、正面エントランス以外で外に出られる出入り口にも、鍵がかかっているか確認しておきましょう。
外部から入れないように施錠されていたら安心です。
正面エントランスだけでなく
駐輪場や駐車場、ゴミ捨て場など出入り口や外階段も確認すべし
犯罪情報マップで犯罪発生件数を確認
警視庁生活安全部が公表している犯罪情報。どこでどんな犯罪が起きたのかがわかる地図です。東京はどうしても人口が多いので都市部の犯罪件数が多くなっていますが、犯罪の種類によっても発生状況が異なるので、参考までに見てみると勉強になります。
■ 犯罪情報マップ
これから住む地域の犯罪率や起きている犯罪の内容を見て、安心して住めそうか自分に問いかけてみましょう。
希望エリアの犯罪情報マップも活用すべし
東京の街情報や口コミ情報サイトを活用する
はじめて東京に引越しをする方は、本やインターネットで、街の情報も確認することがおすすめ。自分にあう、あわないが、判断しやすくなると思います。
東京Deep案内
タイトルがスゴイ……名前ですが、密かな人気のWEBサイト「東京DEEP案内」が書籍化されました。首都圏住みたくない街というタイトル通り、街のネガディブな情報がてんこ盛り(笑)口調が合わない方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に街を歩いて取材して執筆されている内容は、とても説得力があります。
この本やサイトに書かれていることがすべてではありませんが、「こういう一面もあるんだ」と、勉強になります。ネガティブな情報は、あまり表に出てこないので貴重です。時間があるときに、サイトをのぞいてみると面白いと思います。
>>> 東京DEEP案内の詳細こちら
【マンガ】吉祥寺だけが住みたい町ですか?
マンガでは、さまざまな引越しドラマが描かれています。
7年同棲していた彼にフラれてお引越しを決めた子や、職場のいじめが原因で転職を機にお引越しをする子、バリバリのキャリアウーマンで雑誌の編集長、母の介護がひと段落して実家を出る子、自分がやりたかった映像制作のお仕事をがんばる子……。それぞれの人生の転機(=引越し)を垣間見ることができ、心がほっこりしたり、妙に共感してしまいました。
そして、それぞれの登場人物が不動産会社の姉妹と、いろんな話をしながら街を歩いて、美味しいお店を見つけたり、珍しい本が並んでいる本屋を発見したり、そんな街の楽しさもたくさん紹介されています。
やっぱり街によって雰囲気も全然異なります。だいたい賃貸のお部屋探しでは不動産会社の車で移動して、サササとお部屋を見て終了してしまうことが多いです。これから住む大切な場所。自分の足と目でたくさん見て、自分に合うかどうかを確かめてみてくださいね。
【マンガ】正直不動産
これから賃貸物件を借りようとしている方には必読書にしたい1冊。
正直不動産は、嘘ばかりつく人が多い不動産業界で嘘がつけなくなってしまった営業マンのお話。
相場と比べてかなり家賃が安い部屋には、奇妙なオーナーの思惑が……など、知っておいて損はない知識が盛りだくさん。
不動産は知らないと損する世界。
慣れない不動産取引が不安な方は、ぜひ、読んでみてください。
日本最大級のマンション口コミサイト|マンションノート
サイトコンセプトは、「住んでみて初めてわかることが、住む前に少しでもわかっていたら……」と、住んでみてはじめてわかる情報を共有することで、マンション選びに助け合いの輪を広げる、というもの。住民もしくは、元住民の方の口コミは物件情報サイトでは知ることができない貴重な情報ですね。
賃貸物件を見ながら、口コミも確認しておくと、お引越したあとの新生活もイメージしやすくなるかもしれません。
データから見る住みたい街の行政情報|住友不動産販売
住宅購入者向けの行政サービスのまとめサイトですが、賃貸検討者でも役立つ情報が掲載されています。街の特徴、上下水道の平均価格、ゴミ収集の費用(有料・無料)は、実際に住んでみないとわからないことなので、とても参考になると思います。
まとめ
どんなに素敵なお部屋でも、毎日不安を感じながら生活するのは楽しい時間ではありません。安全第一!自分の身は自分で守らなければなりません。楽しい新生活を送るため引越し前に確認すべきポイントをご紹介しました。女性が一人暮らしをする際に参考になれば幸いです。
以上、「女性の一人暮らしは危険?女性の引越しで注意すべき7つのポイント」をお届けしました。
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引越しや一人暮らしに役立つ記事
慣れないひとり暮らしはわからないことばかり。
他の記事も参考に慣れば嬉しいです。