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うちの実家は郊外の不便な立地。
子世帯とともに二世帯住宅を建築することになったため、自宅を売却することに。
売却活動をスタートしたものの難航。
問合せも少なかったので、他の業者さんにも相談してみよう!と、地域密着型の不動産会社さんへ相談しました。
今回の実家売却までの体験談をまとめてみます。
- 実家売却までの流れ
- 不動産会社選びで感じたこと
- 売却時の交渉
- 売却後のこと&おまけの情報
先に、結論をご紹介すると、わが家を売却してくれたのは三井のリハウスさん。
地域密着型で営業されていて、購入者ネットワークを持っているそう。
募集を開始して、予想以上に早く成約できてホッとしました。
また、売却時には購入者さんとの交渉もがんばってくださり、わが家に寄り添って手続きを進めてくれました。
実家売却の流れ
わが家は、売却活動をはじめて半年で成約できました。
1年前頃から情報収集はしていたので、動き出してから1年程度。
どのような流れで売却活動が進んでいったか、まとめました。
- 売却査定を依頼
- 不動産会社さんと媒介契約締結
- 内覧等のご案内
- 購入申込み&条件交渉
- 売買契約手続き
- 引渡し
基本的には、売却を依頼する不動産会社さんを選べば、お任せしておけば大丈夫。
手続きに必要な書類など、取引のアドバイスも随時いただけます。
不動産会社を選ぶときに行う、物件の売却査定。
査定については、このあと、説明していきます。
物件の査定
売却するには、不動産会社探しからスタート。
だいたい、物件売却価格の査定を無料でしてくださいます。
わが家が一番最初に依頼したのが、イエイ。
一度に複数の不動産会社へ査定依頼ができて便利です。
一括査定サービスはいろんな会社がありますが、「イエイ」は、10年の実績がある老舗サービス。
参加している不動産会社数もNo.1でした。
はじめての利用だったので、長期間運営されている方が安心感を感じて利用しました。
物件価格の査定については、不動産会社の質問に答えて現地調査。
![旗竿地 不動産売却査定](https://nicocha.com/wp-content/uploads/2018/03/20181023021310-600x450.jpg)
訪問査定を利用
リフォーム箇所(時期・内容)など、価値がUPしそうなことはアピールしておきました。
査定時の注意点は、査定価格に一喜一憂しないこと。
基本的に、売買価格は不動産売買の市場と連動しています。
今は、AIなどで自動査定できるぐらいなので、査定額はどの不動産会社に依頼しても、ほぼ変わりませんでした。
逆に、高額査定を出してくる不動産会社には要注意。
査定額は売却価格ではありません。
査定額によろこんで依頼をしても、結局、売却できる価格は市場価格となるはず。
査定額よりも、やり取りを通じて信頼感を持てる会社に依頼するのが良いと思います。
不動産会社選びで感じたこと
わが家は、3社ほど不動産会社へ相談をしました。
- 街の不動産会社(中小企業)
- 三井のリハウス
- 住友不動産販売
どの会社も連絡をしたら、スピーディーに対応してくださいました。
私たちが、不動産会社を選ぶときに重視したのが信頼感。
高額な取引だからこそ、「真摯に対応して欲しい」「安心してお任せしたい」と、思いました。
人間なので、どうしても相性もありますし。
私たちのパートナーとして、信頼できる方にお願いしたいと思いました。
- 同じエリアの取引状況
- 成約するためのアドバイス
- 残念ポイントなどネガティブな情報も話してくれるか
- 私たちの立場で考えてくれるか
例えば、取引状況も数字は誰でも答えられます。
(業者さんのデーターベース的なもので調べられる模様)
でも、具体的な購入世帯の情報やシチュエーションは、実際に取引をされていないとわかりません。
- このあたりは、◯◯エリアのマンションと比較される方が多いです。
- 将来のことも考えて、車2台の駐車スペースも喜ぶお客様が多いです。
- マンションを売却して住み替えでお引越しされる方が多いです。
- 30台前半のお客様が多いため、ナチュラルテイストデザインが反応良いです
リフォームも少しした方が売値が高くなるかな?と、迷っていました。
そのような費用対効果がでるかアドバイスをいただけたのは、ありがたかったです!
わが家は築10年超の中古住宅。
防蟻処理はやっていたものの、バルコニー等の防水リフォームは未施工でした。
そのあたりのネガティブな状態も、価格にどのくらい反映されるかご意見を聞かせていただきました。
また、売却活動で浮上したのが境界標。
敷地内にすべての境界標があったと認識していたものの、4つのうち1つが見あたらないことが判明……。
![旗竿地 不動産売却](https://nicocha.com/wp-content/uploads/2018/03/IMG_20181123_144753-600x334.jpg)
境界がない!と土を掘り起こす夫
境界標がないと所有者の費用負担で、測量をしなければなりません。
(数十万円の出費……痛い。涙)
困っていたら、三井のリハウスさんは隣地の方にも話をしてくださり、敷地の確認をしていただきました。
よかった……!
不動産会社さん側にメリットもなかったのに、親身に対応していただけてうれしかったです!
この件が決め手となり、わが家は三井のリハウスさんに依頼をすることになりました。
売却時の交渉
わが家は内覧5件目で、お申込みが入りました。
購入希望額も、わが家が提示していた金額と同じ。
三井のリハウスさんが、がんばってくれました。
金額以外にも、交渉すべき内容がありました。
2020年4月、売買契約に関する民法が改正されました。
以前、瑕疵担保(かしたんぽ)責任と呼ばれていた売主が負う責任も、契約不適合責任と変わりました。
売主としては責任を負う範囲が増えました。
築10年超で、メンテナンス工事もあまりやっていなかったので、雨漏り等の不安がありました……。
売却後も売主が責任を負うことは理解しているものの、修繕費用は高いのでビクビク。
わが家の契約では、免責事項を特約につけていただきました。
※(買主様は法人の方でした)
買主・売主の双方メリットになる交渉をしてくれました。
これは、私たちにとってほんとうにありがたかったです!
交渉って、大事。
売却後とおまけの情報
うちは、売却時とともに購入時も、三井のリハウスさんでお世話になりました。
(わが家は、住み替えに伴う売却でした)
機会があれば、売却・購入ともにご相談されると、お得になるかもしれません^^