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新型コロナウイルス感染症の流行により、不動産会社が臨時休業している可能性があります。
感染が流行している地域へ引越しを予定している方は、ご注意ください。
2020年5月現在、スマホで内見し、賃貸物件を契約できるサービスもあります。
感染が流行している地域へお引越しを予定している方は、ぜひ、使ってみてくださいね。
はじめての一人暮らし。
不動産会社に行ったことがないし、何をどうやって始めたら良いか知らない……。
- 東京のことはよくわからない
- 学校や会社へアクセスが良い場所で、できるだけ家賃は抑えたい
- どうやって家探しを進めたらいいんだろう
- 良い部屋はすぐなくなるから、早く探し始めないと!
- 引越したい時期は少し先……。気に入った部屋は取置きできる?
と、一人暮らしのお部屋探しをしようとしている方へ、お部屋探しマニュアルを作成しました。
一般賃貸だけでなく、学生寮やシェアハウスのことも紹介。
気になる項目があれば、ピックアップしてお読みいただいても大丈夫です。
目次
人気の部屋はすぐ埋まってしまう?早く家探しをするべき?
新生活のお引越しを予定している方で、最も多いご相談のひとつ。
しかし、お部屋を早く探す必要はありません。
不動産は取置きができない
お部屋は取置きができないため、引越し予定日に合わせて探し始めましょう。
- 一般賃貸物件:お申込みから入居希望日 ⇒ 最大のばせて1ヶ月程度
1ヶ月以上先の入居希望日を伝えても、貸主さんに拒否されてしまうことが多いです。
学生が多いエリアや、郊外エリアでは1ヶ月以上前の段階でも入居申込みを受付けてくれることもありますが、東京エリアは難しいのが現状。
貸主としては、より早く入居してくださる方を見つけて、1日でも早く家賃収入を得たいのが本音。
このため、不動産取引の現場では、お申込み時から1ヶ月程度先の入居希望日を伝えることが一般的です。
学生寮や学生マンション、学生向けアパートは1月から3月・4月入居希望の申込受付もしています。
特に、学生寮は賃料が安く設定されていることも多く申込みが殺到します。
学生寮を希望する方は、できるだけ早めに学校へ問合せて手続きを進めた方が良いでしょう。
部屋探しのスケジュール|入居希望日の2ヶ月前頃から活動開始
- 予定日の2ヶ月~1ヶ月半前:インターネットなどで希望エリアの賃貸相場を調べる
- 予定日の1ヶ月半~1ヶ月前:具体的に部屋を選ぶ・内見(申込み・審査)
- 予定日の1ヶ月前~2週間前:契約手続き等
- お引越し
※ 物件によって異なる場合あり
本格的にお部屋を探し始めるのは、引越し予定日の1ヶ月半~1ヶ月前からで充分間に合います。
早く準備をしたい気持ちはわかります。
新居を決めて、家具や家電なども選びたいし、バイトなどの候補も探したい……。
引越しって準備がたくさんあるので、前倒してどんどん片付けたい!気持ちとてもわかります。
でも、家探しの前にやるべきこともたくさんあります。
入居審査や契約手続き、初期費用などの諸条件の確認や、東京の街情報の収集など、物件以外の知識、情報を仕入れる時間も必要です。
焦って家探しをスタートして、あとで困ってしまっては大変。
焦る気持ちをグッとこらえて、1つずつ準備を進めていきましょう。
お部屋探しをする前に、暮らし方についても考えておきましょう。
東京で一人暮らしと言っても、
- 一般の賃貸物件に住むのか?
- シェアハウスに住むのか?
によって、進め方が大きく異なります。
それぞれ特徴をご紹介するので、一般賃貸物件の方が良いか、シェアハウスが良いか考えてみましょう。
お部屋探しは、引越し予定にあわせて
自分のスケジュールで始めるべし。学生寮や学生専門物件以外は焦る必要なし
一般賃貸物件の特徴とメリット・デメリット
メリット
プライベートな空間を確保できる
アパートであれ、マンションであれば独立した1部屋を借りられるので、シェアハウスよりもプライベート空間を得ることができます。
今は、シェアハウスでも個室空間を重視した設計をしている物件もありますが、キッチンやお風呂、トイレが共用になってしまうため、完全に自由に使うことはできません。
自由に誰に気兼ねすることなく、一人暮らしを満喫できることが一般賃貸の大きな魅力です。
物件数が豊富
一般の賃貸物件はシェアハウスや学生マンションと比べて数が多いです。
家賃によって設備や立地の差はあるものの、物件の数が多いので比較的選びやすいと言えるでしょう。
デメリット
入居審査はシェアハウスよりも厳しい
一般の賃貸物件の場合、入居審査はシェアハウスよりも厳しい設定となっていることが多いです。
一般的な入居審査の条件は下記のとおりです。
- 安定した収入があること
- 住民票など公的書類が提出できること
- 連帯保証人が必要な場合は、親族に依頼ができること
賃料+管理費の最低3倍以上の収入が必要(物件によっては4倍になることも)
契約手続き時に住民票の提出が求められることが一般的です。
友人や知人はNG。親族のみ連帯保証人になれることが多いです。
学生の方の場合、アルバイトをする予定でも正社員として勤務することはできないため、契約者になれないこともあります。
貸主審査によってOK・NG か決定。
物件ごとに、審査結果は異なります。
学生本人が契約者に慣れない場合は、ご両親やご親族の方に契約者となっていただき、ご本人様が入居者として手続きを進めていきます。
親に内緒で物件探しを始める方もいらっしゃるかもしれませんが、良いお部屋があって申込手続き時に、本人契約ができないとご家族の力を借りなければ手続きを進めることができません。
-
申込時に必要な情報例
- お申込者氏名
- お申込者の生年月日
- お申込者の住所
- お申込者の連絡先
- お申込者の勤務先
- お申込者の勤続年数
- お申込者のご年収
- お申込者の仕事内容
など、お申込時に必要な情報は多岐にわたります。
※ 物件ごとに異なるため、必ず、必要情報は不動産会社へご確認ください。
連帯保証人契約が必要になる場合、保証人の方についても上記のような情報提出が必要になります。
手続きをスムーズに進めるには、事前に情報を確認しておくか、契約手続きをご家族にお願いする場合があることを説明しておくと安心です。
初期費用はシェアハウスよりもかかる
部屋を借りる時は、いろいろお金がかかります。
-
初期費用の例
- 礼金:家賃0ヶ月~2ヶ月
- 敷金:家賃0ヶ月~2ヶ月
- 仲介手数料:家賃0ヶ月~1ヶ月
- 保証会社利用料:家賃+管理費 0~1ヶ月
- 火災保険:2万円程度
- 鍵交換代金:2万円程度
- 前家賃・管理費:家賃管理費1~2ヶ月分程度
※ 物件ごとに異なるため、必ず、必要情報は不動産会社へご確認ください。
東京エリアの賃貸物件の場合、初期費用の目安は家賃の5~6ヶ月程度が相場となっています。
例えば、家賃5万円(管理費0円)の物件を契約する時の初期費用の例としては、
- 敷金1ヶ月:5万円
- 礼金1ヶ月:5万円
- 仲介手数料1ヶ月:5万4,000円(税込)
- 保証会社利用料(家賃管理費50%):2万5,000円
- 火災保険料:1万6,000円
- 鍵交換代金:2万1,600円(税込)
- 前家賃:5万円
——————————————————
合計: 26万6,600円
一人暮らしをするときは、お金もたくさんかかります。
だから、焦って契約して長く住めず、すぐ引越すことになってしまっては大変。
長く住める良いお部屋を、しっかり見極めていきましょう。
初期費用は、物件ごと異なり春の新生活は「礼金無料キャンペーン!」「家賃1ヶ月フリーレント(無料)!」など、各種キャンペーンが実施されることもあります。
上手に活用しながら、お部屋を比較検討していくことが大切です。
なお、前家賃は日割り計算で算出します。
月初に入居した方がお得!ということはありません。
ご自分の引越し予定にあわせて、入居日の希望も出して問題ありません。
家具家電購入費用も別途必要
あたりまえですが、一般賃貸物件の場合、家具・家電はついていないことが多いです。
冷蔵庫、洗濯機、ベッドなど、新生活で必要な家具家電は、別途準備をしなければなりません。
シェアハウスの場合は、家具家電がセットになっている物件がほとんどなので、家具・家電を準備する費用は節約することができるでしょう。
一般賃貸物件は豊富な物件量と自由さが魅力
契約者や保証人の条件は事前に確認しておくべし
シェアハウスのメリット・デメリット
共用設備が充実している物件もある
シェアハウスは「安かろう悪かろう」と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、今は、とても設備が充実した物件も増えています。
むしろ、一般賃貸の予算では手が届かない設備も、シェアハウスなら予算内!と、あえてシェアハウスを選ぶ方もいらっしゃいます。
- 大型スクリーンのシアタールーム付きシェアハウス
- 図書スペース付きシェアハウス
- プログラミング勉強会を開催しているシェアハウス
- 大きなリビング、キッチン併設のシェアハウス
など、物件ごとにコンセプトを打ち出したシェアハウスもたくさんあります。
東京の一人暮らしは心細いけど、シェアハウスは同世代の入居者がいるから安心、と、繋がりを求める方に、シェアハウスはおすすめです。
メリット
家具・家電付きで手軽に新生活がスタートできる
シェアハウスは家具・家電付き物件がほとんど。生活に必要な、冷蔵庫、洗濯機、ベッドなどは自分で用意する必要がありません。
荷物が少ないため、次に引越すときも楽チン。
東京生活が落ち着くまではシェアハウスでスタートして、土地勘が得られてから本格的に引越し先を探す方もいらっしゃいます。
入居審査は人物重視な面も
一般の賃貸物件よりもシェアハウスの入居審査は比較的簡単と言われています。
- 身分証明書
- 契約金
だけで、契約できる物件もあります。
一般賃貸物件のように、収入証明書まで提出不要のケースが多いようです。
ただし、人柄が入居審査で重視されていることもあり、面接が必須の物件もあります。
シェアハウスは一般賃貸のアパート・マンションよりも、共同生活をする住人同士の人間関係が大切になります。
今の住人の方と上手くコミュニケーションが取れないと、共同生活も上手くいかないと判断され、入居審査がNGになってしまうことも。
シェアハウスは運営会社によって審査基準も異なります。
一般賃貸と同程度の水準で入居審査が行われるケースもあるので、事前に必要書類などは確認しておくと安心です。
初期費用が割安なことが多い
シェアハウスの初期費用は、礼金や仲介手数料がない物件も多く、一般賃貸物件よりも安くなるケースが一般的。
保証金を支払えば10万円以内でお引越しできる物件もあります。
例えば、東京都23区内に展開中の「ハナサカス」
保証金3万円だけで入居できるシステムです。
地方から出てきて短期入居したい方や、東京になれるまでの仮住まいとして活用する方もいらっしゃるようです。
長期入居割引などのキャンペーンを適用した場合は、短期解約時に違約金がかかることもあるので要注意。
初期費用だけでなく、どのくらい住む予定かによっても、物件を比較検討していけたら良いですね。
デメリット
運営者によって居住環境は大きな差が。水回り設備や清掃状況は要チェック
シェアハウスは運営会社によって、コンセプトも運営状況も大きく異なります。
第三者が同じ屋根の下に暮らすので、良い運営状態の物件もあれば、悪い物件もあります。
一般の賃貸物件よりも管理体制の影響を受けやすいので、内見時に、細かく確認することが大切です。
-
シェアハウス生活のトラブル例
- 朝の時間帯など、トイレ、洗面所、シャワールームが使えない
- 部屋の壁が薄くプライベートな時間を過ごしにくい
- 外部清掃業者のクリーニングが少なく、住人同士での分担制
- 冷蔵庫や炊飯器の数が足りない
不満点として騒音と清掃問題をあげましたが、自分は家賃が安いことを考えると、我慢出来る範囲内でした。一緒に住んでいた、他の部屋の子はそれが原因で契約満了前に高い違約金支払って引越してしまいましたが。。違約金は家賃共益費の2ヶ月分です????たかすぎー#シェアハウス #かぼちゃの馬車
— nino@かぼちゃの馬車 (@nlnoinoi) 2017年10月20日
シェアハウスはお風呂やシャワールーム、トイレなどの水まわり設備は入居者と共用です。
朝の時間帯など、混雑する時間に設備の数が足りていないと大渋滞を起こすことも。
毎日のことなので、ストレスが溜まります。
入居者の人数に対して、トイレやシャワールームの数が明らかに少ないシェアハウスは避けたほうが無難です。
うちのシェアハウスは仲良しの子1人とかみし以外お掃除しないから、久しぶりに帰ったらカオスやった…
帰宅して最初にしたのが共用部の掃除…つらみ…— ????かみしは写真とは異なる場合がございます???? (@kamishixxx) 2018年1月4日
また、清掃表者は外部に委託しているシェアハウスの方がおすすめです。
「キレイ」「汚い」の考え方は個人差があり、気にしない人は掃除をしてなくても気にならないので、綺麗好きの方が一方的にストレスを溜めやすくなります。住民同士で分担している場合は、掃除後に汚れていてもクレームを言いにくいですし、掃除が苦手な方は自分がやらなくても他の入居者の方が掃除をしてくれてしまうと、状況は改善されません。
お風呂やキッチンなど、水回り設備は専門業者に清掃作業を委託している物件は、多少管理費が高くても入居後のトラブルは少ないと思います。
シェアハウスやからしょうがないけど、リビングうるさい。。。体調悪いから静かにしてほしい。。。
— 鈴木(仮)@ネガツイ専用 (@hikoukigumo3333) 2018年1月7日
騒音問題があるケースも
一戸建て住宅をシェアハウスにしている場合など、個室の壁が薄いと騒音も気になる問題です。
プライベートを重視したい方は一般の賃貸物件の方が合っているかもしれません。
シェアハウスでも、プライベートを重視したい方は、50名以上の大型シェアハウスを選ぶことも1つの方法です。
大型シェアハウスは社員寮などの物件を改装して使っていることも多く、RC造(鉄筋コンクリート造)で、壁が分厚く遮音性が高い物件が多いです。
シェアハウスは運営状況によって満足度が異なる
簡単に引越しができる手軽さが人気
学生マンション&アパートのメリット・デメリット
メリット
3月・4月入居も、早期受付してくれる場合あり
学生マンションは、春からの新生活に向けて早期申込受付けてくれることが多いです。
入居者も学生なので、ある程度、退去人数が予測できることが理由。
学校の近くで通学が便利な物件や、管理人が常駐しセキュリティー対策が万全のマンションもあります。
デメリット
家賃相場は一般賃貸物件よりも割高なケースが多い
学生マンションはセキュリティーなどのコストが高くなっているため、一般賃貸物件よりも高く賃料設定がされていることも多いです。
家賃の金額を抑えたい場合は、学生寮の方がおすすめ。
どちらも、学校の学生課などで情報を得ることができるので、問合せをしてみましょう。
学生マンションはセキュリティー対策も万全で安心
家賃は一般賃貸物件よりも高いケースが多い
はじめての一人暮らしで調べておきたい情報
不動産取引&不動産会社について
一人暮らしで物件探しをする際、不動産会社にお世話になります。
不動産会社や不動産取引について、最低限の知識を頭に入れておきましょう。
不動産会社が取扱う物件は基本的に同じ
SUUMOなどの賃貸物件サイトを見ると、多くの物件情報が掲載されています。
この物件情報は、基本的にすべての不動産会社が共有しています。
賃貸物件の情報は、不動産会社が使う業者用のデータベースで一括管理。
不動産会社は同じデーターベースにアクセスして物件をご紹介するので、取り扱う物件が同じです。
「◯◯マンションは、A不動産会社しか取り扱えない」
という状況はまれ。
不動産会社を多く訪問すれば、掘り出し物の良い物件が見つかるということはありません。
どの不動産会社も同じデーターベースを使うので、希望条件が同じであれば提案される物件は似たような物件になることが多いです。
不動産会社は契約が成立して、初めて売上が発生
賃貸仲介をメインに営業している不動産会社は、契約時の手数料が収益の柱。
契約に至らなければ、売上は1円も発生しません。
このため、
- とりあえず、契約を急かされる
- 他の方に取られる!とプレッシャーをかける
- 契約したら対応が変わった……
と、よく言われます。
不動産会社の、売ったり貸したりの契約が終わったら後はしらん、みたいな態度が原辰徳。
— H!de M (@miyashide) 2015年10月28日
連絡したところ、仲介不動産会社と管理不動産会社の担当間での連絡ミス。まだこちらに向かってもないときたもんだ。これはさすがに怒鳴り散らした。特に仲介側は契約決まった途端に、連絡は管理担当側に直接って態度取り始めて、結構イラっときてたから余計に腹立った。ふざけんじゃぁない!!
— 宇野克郎 (@UKSound) 2013年4月1日
特に、営業ノルマが厳しい不動産会社は要注意。
強引に契約を進めてきたり、ガツガツプレッシャーをかけてくることもあるので、毅然とした態度で距離を置きましょう。
不動産会社のビジネスモデル上、契約をしなければ売上が発生しない(営業マンの成績にならない)ことは、頭の片隅に入れておきましょう。
担当者との相性は大事
良い不動産会社の見分け方は難しいです。
「会社」単位ではなく、「担当者レベル」で、接客の質も異なるため。
美容院なども担当する美容師さんによって、技術の差があるケースもあります。
不動産会社も同じ。
担当者との相性によって、提案される物件の質も大きく変わります。
ただし不動産会社で良い担当者と巡り合うコツもあります。
-
良い担当者と巡り合うコツ
- 引越しの時期と明確な意思表示
- 希望条件の優先順位を伝える
- ライフスタイルなど自分の趣味、暮らし方も伝える
不動産会社は、契約が成立しないと売上が発生しません。
このため、不動産会社としては、今すぐ契約になりそうな方を優先することが一般的。
物件が見つかれば引越しを検討中の方 <<<< 今すぐ引越しを検討中の方
しっかりと対応していただくには、【引越しの時期・明確な意思があること】をアピールしましょう。
引越しが決まっているお客様は、営業マンもがんばります。
引越し自体を悩んでいる方は、どんなに営業マンががんばっても努力が報われない可能性があります。
また、限られた時間の中で良い物件を探すには優先順位を整理するのがすすめ。
家賃の上限がある中で、全ての希望条件を満たす完璧な物件は、出てこないことが多いです。
- 妥協できること
- 絶対、妥協したくないこと
を、整理しておきましょう。
さらに、理想はライフスタイルも担当者に共有できること。
- 家は帰って寝るだけ
- 家で本を読むのが好き
- 家で音楽を聴くのが好き
- 運動が好きで体を動かすことは苦にならない
- 自炊したい
- 靴が多い
- 本が多い
など、人それぞれ生活環境は異なります。
話せる範囲で自分の暮らし方を担当者にも共有すると、提案される物件も異なるかもしれません。
担当者と相談しながら物件探しをしたい方は、担当者の立場を理解して対応するのがポイント。
お互いにとって効率的に物件探しができるよう、心配りも大切です。
契約前にお金を要求されたら要注意
賃貸物件の場合、一般的に契約までお金はかかりません。
申込時に預り金・手付金が求められたら要注意。
本当に支払いが必要なものか確認しましょう。
契約前の申込金や手付金はトラブルに発展することが多いです。
キャンセルしても全額返金されない、など、あとで揉めることがあるため、支払いが必要な場合は、預り証の交付を求めたり、支払い明細の保管をしておくと安心です。
不動産取引ではわからないことばかり。
不動産取引のトラブルは、マンガ「正直不動産」でも多く紹介されています。
Amazonの本の紹介では、一般の方にもわかりやすいという読者の声が紹介されていました。
嘘が上手くつけなくなってしまった不動産営業マンを描く当作品には、
「不動産屋の事情や裏側がわかって役に立つ」
「業界の常識=世間の非常識の構図を見せてくれる」
「不動産業界の人間が読んでも爽快」
「知らないと損をさせられるだけの不動産についての知識が得られてためになる」
「不動産に詳しくない人にとっては、“そうだったのか”と驚くこと間違いなし」などの声が、
編集部に多数寄せられています。引用:Amazon「正直不動産」
時間があれば、ぜひ一度、読んでみると不動産取引の世界がリアルに理解できると思います。
引越し先の地域・街情報
東京で一人暮らしをすると言っても、どこの場所を選ぶかが問題です。東京に来る機会が多くない方にとって、中野区?新宿区?大田区?足立区?と言われても、ピーンと来ないことが多いでしょう。
ほんとうは東京をブラブラ街歩きできることが理想ですが、なかなか時間も取れないと思うので、インターネットを最大限活用して情報収集をしましょう。
東京Deep案内
タイトルがスゴイ……名前ですが、密かな人気のWEBサイト「東京DEEP案内」が書籍化されました。首都圏住みたくない街というタイトル通り、街のネガディブな情報がてんこ盛り(笑)口調が合わない方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に街を歩いて取材して執筆されている内容は、とても説得力があります。
この本やサイトに書かれていることがすべてではありませんが、「こういう一面もあるんだ」と、勉強になります。ネガティブな情報は、あまり表に出てこないので貴重だと思います。時間があるときに、サイトをのぞいてみると面白いと思います。
【マンガ】吉祥寺だけが住みたい町ですか?
マンガでは、さまざまな引越しドラマが描かれています。
7年同棲していた彼にフラれてお引越しを決めた子や、職場のいじめが原因で転職を機にお引越しをする子、バリバリのキャリアウーマンで雑誌の編集長、母の介護がひと段落して実家を出る子、自分がやりたかった映像制作のお仕事をがんばる子……。それぞれの人生の転機(=引越し)を垣間見ることができ、心がほっこりしたり、妙に共感してしまいました。
そして、それぞれの登場人物が不動産会社の姉妹と、いろんな話をしながら街を歩いて、美味しいお店を見つけたり、珍しい本が並んでいる本屋を発見したり、そんな街の楽しさもたくさん紹介されています。
やっぱり街によって雰囲気も全然異なります。だいたい賃貸のお部屋探しでは不動産会社の車で移動して、サササとお部屋を見て終了してしまうことが多いです。これから住む大切な場所。自分の足と目でたくさん見て、自分に合うかどうかを確かめてみてくださいね。
通勤・通学ラッシュの電車
NAVITIME(ナビタイム)では、電車混雑リポートというサービスを提供しています。無料ですが、電車の混雑度がわかりとても便利。ユーザーの投稿をもとに、6段階で混雑度を表してくれます。朝のラッシュ時など、気になる時間帯にサイトをチェックして、通勤・通学に使う路線をチェックしてみると混雑具合が客観的にわかります。
東京の街情報はインターネットを活用すべし
良い情報も悪い情報も幅広く収集
【一般賃貸編】東京の物件情報を得る方法
一般賃貸物件は物件情報をサイトを活用
物件探しはインターネットが鉄則。PCやスマホから簡単に物件情報を調べることができ、希望条件に合致する新着物件が登録されると、自動でLINEやメールで物件情報を配信してくれるサービスがあります。
3サイト登録することは少し手間がかかりますが、すべてのサイトに登録して希望条件を入れておくのがおすすめ。不動産会社によって、どのサイトを利用しているか分かれるところで、3サイトとも利用している不動産会社ばかりではありません。
つまり、suumoには載っているのに、at homeに載っていない物件も出てきます。
希望条件に合致する物件は自動配信でお知らせしてくれるサービスに登録しておくと、わざわざサイトを見に行かなくても物件情報が届きます。今は、多くの方がこの機能を利用しているので、逆に利用しないと物件情報を得るスピードが落ちてしまい、良い物件を選ぶチャンスがなくなってしまいます。
物件探しのコツやサイト情報の詳細は関連記事でも詳しくご紹介しているので、あわせてご覧ください。
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メールや電話でやり取りをして信頼できそうな不動産会社1社に依頼
インターネットを見ていると物件情報が溢れかえっていて、何がなんだかわからなくなります。
基本的に、掲載物件は広告掲載をしている不動産会社に問合せをするのですが、気になる物件はいくつか出てくるので、問合せをする不動産会社の数もたくさん出てきます。いくつもの会社とやり取りをするのは大変なので、1つの会社に絞ることをおすすめします。
不動産会社を1社に絞ることは、手間が減るメリットの他に、不動産会社が真剣に対応してくれる、というメリットもあります。
ほとんどの不動産会社は成果報酬型のビジネスモデルです。
契約まで進んで初めて報酬が発生します。つまり、どんなにメール対応しても、お部屋を案内しても、契約に至らない場合は売上が発生しません。
だから、他の不動産会社に行ってしまう可能性が高いお客様は、ちゃんと対応してもらえないことがあります。このあたりは営業マンのモラルやサービス精神の大きさによって変わるので一概に言えませんが、「あなたに(御社に)、お願いします!」と、頼ってもらった方が不動産会社としてはやる気が出ます(笑)
基本的に、不動産の物件情報は業者間データーベースで共有されていて、どの不動産会社でも紹介できる物件は同じです。
どうせ、答えは同じだったら1つの信頼できる業者にお任せして、お引越しのサポートをすべて依頼した方が手間も減って、良いサービスが受けれてお互いwin-winになれると思います。
【シェアハウス編】東京の物件情報を得る方法
シェアハウス専用の物件情報をサイトを活用
シェアハウスの物件情報は、一般賃貸と較べて多くはありません。写真が多く共用スペースの雰囲気や管理状況(清掃回数など)がわかりやすいサイトは、「ひつじ不動産」です。
物件情報だけでなくシェアハウス入居者のインタビューや、シェアハウス選びに役立つコラムも多く掲載されているので、読み物としても楽しめます。
>>>ひつじ不動産の詳細こちら
nicochaおすすめのシェアハウス
私がおすすめのシェアハウスは「シェアプレイス」
比較的大きなシェアハウスが多く、リビングなどの共用スペースの充実と個室のプライベート空間が保たれ、シェアハウス生活のいいとこ取りができると思います。
物件によっては、国際交流や音楽など趣味や目的に合わせた運営をしている物件もあります。
>>> シェアプレイスの詳細こちら
nicochaおすすめの学生寮
学生の方には「チェルシーハウス」がおすすめ。国分寺(男女募集)と荻窪(女子専用)にあります。
雑誌「ソトコト」、日本経済新聞、朝日新聞、教育学術新聞、東京MXニュース等にも取り上げられた学生寮。大学生、短大生、専門学校生、大学院生など、同世代の学生が一緒に住むシェアハウスです。各業界の第一線で活躍する社会人によるメンター制度を取り入れ、著名人が寮にて行う無料トークイベントなどのイベントも開催されているそうです。学生生活をより充実させるシェアハウス、素敵なコンセプトですね。
>>> チェルシーハウスの詳細こちら
以上、「新生活お部屋の探し方マニュアル2018」をお届けしました。
新生活が楽しい時間になりますように。
素敵なお部屋と巡りあえることを、心より祈っています。
お部屋探しをしている方の参考になれば嬉しいです。
引越しや一人暮らしに役立つ記事
慣れないひとり暮らしはわからないことばかり。
他の記事も参考に慣れば嬉しいです。