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タワマンこと、タワーマンションが大人気です。
都内はもちろん郊外にも多くのタワーマンションが建っています。
分譲マンションの購入を検討したり、賃貸でのお引越し候補物件として見ている方もいらっしゃるかもしれません。
- 高層階に住むってどんな感じなんだろう?
- 共用部分もオシャレだし便利なのかな?
- ドラマ「砂の塔」のようなタワマンカーストってあるの?
- 火事とか地震のときは大丈夫なのかな?
などなど、タワマンにまつわる疑問は尽きません。
私も同じような疑問を持っていました。
以前ひょんなきっかけで、一時期タワーマンションに住むことになり、この疑問に対して自分の答えが持つことができました。
タワマンに住んでみてわかった快適さや不便さ、そして、タワーマンションに一人暮らしをして感じたメリット・デメリットをご紹介します。
なお、私個人の主観に基づく、完全個人的な見解なので、「こんな意見もあるのね」ぐらいでお読みいただけたら幸いです(笑)
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それでは、タワーマンション生活について、詳しく確認していきましょう。
目次
私が住んでいたタワーマンションの状況
これからご紹介する記事の前提となる、私が住んでいたマンションの状況を少しご紹介します。なお、これからたびたび登場するマンション写真はイメージ画で、私が実際に住んでいたマンションとは異なりますのでご了承ください。
私が住んでいたタワーマンション
- 郊外の28階建てマンション
- 19階に居住
- 1LDK
- メーンは3LDKなどファミリー向けマンション
郊外なので港区などの超都会のタワーマンションとは異なります。子育て世帯や高齢者の二人暮らしが多かった印象で、私のような一人暮らしの方は少数派でした。ギラギラしたセレブな住人ではなく、真面目で地味めな普通の方(私を含む)が住んでいらっしゃいました。
タワーマンションのメリット
共用設備が充実
やっぱり共用部分は充実していました。宅配ボックスは数が豊富で他の住人の方の荷物が入っていて使えない!なんてことは1度もなかったし、大きさもさまざまなサイズが入るようになっていたのでゴルフバックのような大きなものも利用できました。
また、ゴミ捨て場は、機械式のゴミステーションになっていたのでいつもキレイで快適でした。
私は賃貸マンションだったので豪華な設備はなかったのですが、都内の分譲タワーマンションだと、スポーツジムがあったりラウンジ、ゲストルームがあるマンションもあります。ホテルに来たかのような豪華なエントランスやロビーに驚くことも少なくありません。
定期メンテナンスが充実
共用部分をキレイに保つだけでなく、多くの方が居住するタワーマンションは定期メンテナンスが欠かせません。配管清掃をはじめ、エレベーター・消火設備の点検、マンション内の至る所を検査修繕してくれました。
小規模マンションの場合、オーナーさんや管理会社によってメンテナンス頻度や内容に差が出てしまいますが、大規模マンションは組織がしっかりしている分、メンテナンス内容に安心感がある気がします。
キレイな眺望
なんか色々疲れて来たなー
なんとかしないとなー先日タワーマンションでパーティに呼ばれた時に撮った夜景#夜景 #photo #photography #写真 #東京カメラ部 #japan #写真好きな人と繋がりたい #フ… https://t.co/JGuWFU0c1x pic.twitter.com/DTM2ItyUgB
— かず (@Z1K_kaz) 2017年5月25日
タワーマンション、ベランダからの夜景やば pic.twitter.com/FwTPNc0LEc
— Punpun (@crazy_piyotyan) 2017年6月9日
これも地域差があると思いますが、タワーマンションは夜景がキレイで街が一望できて最高!という感想をよく聞きます。私は全く眺望には興味がなかったのですが(笑)住んでみるととても気持ちが良かったです(笑)
お風呂上がりにボーっと星空を眺めてしまったり、夕日が沈む真っ赤な空をただ見てる時間は、タワマンに住んで初めて得た時間でした。眺望を重視していなかった私でさえ、こんなに魅力を感じたので、眺望を重視される方にはたまらない光景が広がっていると思います。
圧倒的な開放感
前述の眺望とも関連しますが開放感が抜群でした。私は、19階に住んでいたのですが、レースカーテンしかつけませんでした(笑)隣のマンションの住人と視線があうこともなかったので、周りの目は気になりませんでした。
都内のマンションだと、どうしても隣の建物との距離が気になったり、周りの目線が気になることが多かったのですが、タワマン生活では全く気になりませんでした。
セキュリティーがしっかりしている
オートロックが2重になっていたり、警備員が常駐していたり、受付コンシェルジュがあったり、セキュリティーが充実していました。多くの方が住むマンションということもあり、変な人が侵入してくる可能性は低いのかなと感じました。
高層階の場合は外部からの侵入も簡単ではないので、空き巣などのリスクも低くなると思います。
防災訓練や備蓄庫が充実していた
大規模マンションで災害が起きると被害も大きくなることが懸念されます。そのためか、防災訓練などは定期的に実施されていました。あいにく訓練には参加できなかったのですが、マンション内の掲示板に様子が貼られていたり、広報誌で周知もされていました。
また、住人に防災の備えをアナウンスするとともに、マンション内の備蓄庫や防災の備えの情報も定期的に報告がありました。小規模マンションではここまで訓練や防災意識を高める情報発信は受けてこなかったので、タワマンならではなのかな?と、思いました。
地震や火災の時は避難することが難しいと言われるタワーマンションですが、その分、日頃の備えは十分に対策をとっているのかもしれません。
各階ゴミステーションや機械式ゴミ捨て場がある場合も
ごみ捨ては毎日のことなので気になる設備のひとつです。私が住んでいたタワーマンションは機械式のゴミステーションで、24時間いつでも捨てにいけるので便利でした。ごみは捨てると同時に格納庫に収納されるため、Gなどの害虫には遭遇した経験がありません。虫が苦手な方には嬉しい設備だと思います。
各階にゴミステーションがあり、わざわざエレベーターで下まで降りなくても、ごみ出しができる物件もあるようです。エレベーターに乗らずにゴミが出せるなら、パジャマでも気軽にごみ捨てに行けてうらやましいです(笑)
トランクルームがマンション内にあることも
私が住んでいたタワマンではありませんが、内見をしたタワーマンションの中には、トランクルームがある物件もありました。トランクルームはスペールによってレンタル料金も異なりますが、マンション内にあるのは便利だな、と思いました。季節物のかさばる荷物はトランクルームに収納できればすっきり室内を使うことができます。荷物が多い方には嬉しい設備ですね。
部屋が明るい
これは立地によるので一概には言えませんが、高層階の場合、周りに遮る建物が少なくなるので日当たりが良いことが多いです。南向きでなくても安定して日の光が入ってきます。日中は電気いらずでも問題なし。うちは、日が落ちる頃まで室内の電気をつけていませんでした。
なんでもそろう便利な場所
マンションの立地によりますが、1階がスーパーマーケットやドラックストアが入っていたり、マンション内に託児所などの保育施設がある物件もあります。マンションの外に出る必要がない!そのくらい便利なマンションも少なくありません。
雨に濡れることもなく、すっぴんメガネでも出かけられる幸せ(笑)一度体験してしまうと、この幸せは忘れることができません。人間は便利を知れば知るほど、なまけものになってしまうのでは?(私だけ?)と、自分で自分が心配になりました。
タワーマンションのデメリット
タワーマンションにもデメリットはあります。私の個人的意見ですが、実際住んでみて不便に思ったことやタワマンならではの残念ポイントをご紹介します。
高層階は網戸がない(ことが多い)
タワーマンションの高層階は網戸がついていないことが多いです。私が住んでいたマンションは15階以下は網戸あり、16階以上は網戸なし、となっていました。
これはマンションによって異なるようで、分譲マンションなどでは、落下防止装置付き網戸が設置されていることもあります。
最初は気にせず、普通に窓をあけて空気を入れていたのですが、意外と虫が入ってきます(笑)わが家は小さなハエのような虫(名前がわからない……)が入ってきていて困りました。タワマンに住む友人にも聞いてみると「てんとう虫が来るよ~」「セミも来るよ~~」と、みんなたくさんの虫に遭遇していました。
飛行能力が高くなくてもエレベーターに乗って上まであがってきてしまい、上階の水がある場所で繁殖してしまうケースもあるそうです。
網戸はあとから設置できるケースもあるようですが、管理規約のルールで後付けできないケースもあります。虫嫌いな方は、事前にチェックをしておいた方が安心でしょう。
朝の時間帯など、エレベーターが各階に止まりイライラ
タワーマンションで快適に生活をするならエレベーターの数はとても大事です。エレベーターが少ないとかなりストレスです(私は特に)。朝のエレベーター待ちの時間が長く、イライラしてしまうこともありました。
また、忘れ物をして家に戻るときもガックリ……。このエレベーター問題が深刻であればあるほど、外出するのが億劫になりマンションから1歩も出ない引きこもり生活に突入していきます。
低気圧の影響を受けやすい?(偏頭痛など)
これは私の個人的感想で、タワマンに住んでいる友人には全く当てはまらない人もいたので、すべての該当するわけではありません。
しかしながら、私はタワーマンションに引越してすぐは船酔いのような、なんだか気持ち悪い状態が続きました。特に、外の景色が見えたときや、マンションと地上の高低差を高い位置から感じたときに、何とも言えない気持ち悪さに見舞われました。
ただ、これは1ヶ月もすれば体が慣れて気にならない程度になりました。
もともと、私は車や船など乗り物に酔いやすく、高いところが苦手だったことが原因かもしれません。タワーマンションに引越したことが理由なのか、単に体調不良だったのかわかりませんがわかりませんが、気になる方は購入前に賃貸で高層マンションに住んでみるなど、自分の体に合うかどうか確認された方が安心かなと思いました。
また、偏頭痛や寝起きの悪さ(気圧の変化?)を感じるときもありました。少し休めば気にならない程度に回復するので、あまり深刻に考えなくても良いレベルですが、頻度や痛みのレベルが強いと生活がしんどくなりそうです……。
バルコニーに洗濯物は干しにくい
タワーマンションのバルコニーはゆったり広めに作られている物件も多いです。夜風にあたりながらのんびり座って星空を眺める……なんてこともできます。
おだやかで心地よい時間を過ごすことができるバルコニーですが、高層階は風が強い日も多いです。洗濯物は飛ばされてしまいそうなので外に干しにくく、洗濯乾燥機を利用したり、浴室乾燥機でしのぐ方が多いのではないでしょうか?
晴れて風が弱い日はバルコニーに干しても問題ないのですが、なかなかタイミングが難しいです。
洗濯乾燥機があれば不自由はなかったので、特に大きな問題ではないですが、「絶対、バルコニーに干したい!」という方はタワマン以外の物件をおすすめします。
外出頻度が減る
これも個人的感想ですが、外出頻度は減るかもしれません。マンション内が快適で外に出る必要がなかった……ことが一番の理由です。やっぱり2階とかで階段降りてすぐ外出できる環境にはないので、なかなか外に出るのが億劫になってしまいました。
エレベーターを待って外出するのが面倒臭く感じてしまったことと、建物内にスーパーやドラックストアがあったりして、わざわざ街に繰り出さなくてもよかったのでメリットであり、デメリットでもあった……という状況です。ただ、室内にこもりっぱなしだと運動不足になりがちなので、運動不足対策はやらないと……と痛感指定していました(結局、運動はしなかったです)。
住んでいる階によってカースト制度があることもある
タワマンの階層カーストはドラマだけ?住み心地の体験談 https://t.co/S5Nk6AhViM
— moomii (@moomii_jp) 2017年5月31日
ドラマ「砂の塔」では、タワーマンション住人の嫉妬・妬みなどのママトラブルが描かれていましたが、実際は、私が住んでいたタワーマンションは、誰も所在階を気にしていませんでした(笑)大規模マンションなので、ご近所さんと仲良く交流……ということはなかったのですが、エントランスやエレベーターで一緒になればあいさつは普通にするし、エレベーター内も上下階のボタンを押すときに視線が集中する、なんてことはありませんでした。
ドラマなので多少オーバーに描かれていた部分が大きいかもしれませんが、いろんな方が住んでいることは事実なので、物件によってはカースト制度があるかもしれません。
非常時は階段で避難
緊急時にエレベーターが使えないと階段で避難をしなければなりません。一刻を争う事態のときに階段を使って地上まで避難をするのは大変です。
眺望の良さや開放感を得る代わりに、緊急時の避難では負担が大きくなってしまうことがタワーマンション高層階の宿命。基本的に、大規模マンションではバルコニー側と建物内部の階段2箇所の避難経路が用意されていることが多く、階段部分は防火壁があり火災でも燃えないような対策がとられています。
2017年6月に、イギリスで衝撃的なタワーマンション火災がおきましたが、日本で同じような燃え方はしないと思います。
【世】英マンション崩壊の危険性ない〜地元消防 (日本テレビ) https://t.co/f6DdS2JeKw イギリス・ロンドンのタワーマンションで起きている大規模な火災で大勢の死者が出ている。 イギリス・ロンドンのタワーマンションで起きている大規模な火災で多数の死者が出てい…
— 海外ニュース (@twinews3) 2017年6月14日
地震や火災、予期せぬ緊急事態が起きてしまったときは、高層階ゆえ負担が大きくなる可能性もあります。そのリスクも頭に入れた上で、他の物件と比較検討していくことが大切ですね。
マンション特有の気密性の高さで結露が生じることも
タワーマンションに限らず、マンションは気密性が高い建築物です。24時間換気など、自動換気システムが搭載されているマンションも多いです。我が家は、冬の期間、室内が寒くなってしまうので24時間換気システムを切っていたことがありました。そのときは、あたりまえですが、空気がこもってしまうため窓全体に結露が発生。多少の寒さは我慢して換気を優先することにしました。
豪華な共用設備で管理費が割高になる可能性あり
大規模タワーマンションでは、スポーツジムがマンション内にあったり、スカイラウンジ、ゲストルーム、コンシェルジュサービスなど、さまざまなサービスがついていることがあります。とても便利な設備・サービスですが、この管理維持費用は利用者負担です。「もともと、スポーツジムに通っていたからマンション内で利用できるのはラッキー!」という方なら問題ありませんが、運動は嫌いでフィットネスルームは絶対使わない!という方がジム付きのマンションに暮らすと余計な管理費を支払わなければなりません。
自分にとって不必要な設備・サービスがないかどうかを確認し、必要な費用とともに比較検討していくことをおすすめします。
便利さとお金を天秤にかけながら、どこが自分にとって一番良いバランスなのか見極めることが、後悔しない家探しのコツかもしれません。
将来建物が建設されると眺望が悪くなる可能性も
タワーマンションの魅力のひとつに眺望があります。高層階の夜景や前面の建物に邪魔されない開放感は、とても気持ちが良いものです。でも、タワマンが建っているエリアは再開発事業が盛んな場所であることも多く、同じようなタワーマンションの建設も将来進むかもしれません。眺望が気に入って入居しても、1年後、2年後には、新しいマンションが建築されて、以前のような眺望が確保できなくってしまう可能性もあります。将来のことはわからないですが、眺望は絶対保障された権利ではないことは、頭の片隅に入れておくと良いでしょう。
【真偽不明】高層階は流産しやすいという説もある
「コワーい高層マンションの話」(著者:逢坂文夫氏・宝島編集部)という衝撃的な内容が書かれた本があります。「マンション高層階に住むと流産しやすい」という内容が記載されていて、アラサーの私は本を読みながら、とても悲しい気持ちになったことを覚えています。
「流産率66%ってヤバくない!??!」と、ビックリしたのですが、私の友人を見渡してみるとタワマンの高層階に住んでて普通に妊娠、出産している子もたくさんいました。「流産したことは他人には言わないか……」とも思ったのですが、気になったので色々調べていると、この本に使われているデータの根拠(サンプル数)が信頼に値するか?という指摘もありました。
流産経験者の割合は「10階以上」では確かに5人中1人(21.4%)なのだが、その絶対人数は極めて少ない。「10階以上」の調査対象者は42人。うち流産経験者は9人。
データサンプルが少ないと信憑(しんぴょう)性に欠けてしまいます。私も、タワーマンションに住んで偏頭痛を感じることや船酔いのような気持ち悪い状態を感じたことがあったので、この高さが少なからず、人体に影響を及ぼすのかな?とは、漠然と感じています。
しかしながら、まだ、正確なデータが発表されていないので、本当にタワマン居住者の流産率が高いかどうかは判断することはできません。真偽は不明ですが、多少影響があるかもしれないな、と、心に留めてお部屋探しを進めると良いのかな、と思いました。
【購入のみ】合意形成の難しさ
マンションを購入した場合、マンションの管理組合が中心となり管理・運営をしていきます。タワーマンションに限らず、どの物件であってもマンション購入した関係者の意見の一致を図り運営していくことが原則。建て替え時には4/5以上の合意、共用部分の変更は3/4以上の合意が必要と規則で定められています(マンション標準管理規約47条)。
総会の会議及び議事
第47条 総会の会議は、前条第1項に定める議決権総数の半数以上を有する組合員が出席しなければならない。
Ⅱ 総会の議事は、出席組合員の議決権の過半数で決する。
Ⅲ 次の各号に掲げる事項に関する総会の議事は、前項にかかわらず、組合員総数の4分の3以上及び議決権総数の4分の3以上で決する。
一 規約の制定、変更又は廃止
二 敷地及び共用部分等の変更(その形状又は効用の著しい変更を伴わないものを除く)
三 区分所有法第58条第1項、第59条第1項又は第60条第1項の訴えの提起
四 建物の価格の2分の1を超える部分が滅失した場合の滅失した共用部分の復旧
五 その他総会において本項の方法により決議することとした事項
Ⅳ 建替え決議は、第2項にかかわらず、組合員総数の5分の4以上及び議決権総数の5分の4以上で行う。
同じような世代で所得層も同じ方が集まっていれば住民の意見を一致させることは難しくないかもしれません。しかし、世代も所得も、場合によっては国籍も違う住民がいらっしゃる場合もあります。そのなかで、住民の意見をまとめていくことは、とても大変でトラブルに発展するケースも珍しくないのが現状です。
タワーマンションではありませんが、マンションの合意形成の難しさを描いた本があります。とてもリアルで読みやすく、考えさせられる内容だったので、マンション購入を検討している方はご一読をおすすめします。
著者自身もタワーマンションに住み、湾岸エリアのタワーマンション情報などを消費者目線で情報発信している「のらえもん」さん。
不動産会社でもないのらえもんさんが、消費者目線でタワーマンションの良い部分、残念な部分、最新の物件情報などをご自身の言葉で語っているため、とても勉強になります。
タワマンに住んでみて、もう一度住みたいと思うか?
タワーマンションにもメリットデメリットがあります。実際住んでみて、タワマンにまた住みたいかどうか考えてみました。
都会の一人暮らしだったら、タワマン最高!
職場が都内で一人暮らしをするのであれば、タワマンは最高です。基本的に駅からも近く、スーパーやドラックストア、飲食店も多いので生活に困ることがありません。超絶便利で快適な生活ができます。
私は満員電車で通勤することが苦痛で仕方ないので、職場が都内だったら便利なタワマン生活をまた送りたいなと思います。
セキュリティー面の安心感は抜群
タワーマンションのような大規模マンションでは24時間警備システムなど独自のセキュリティーサービスを設けているマンションも多いです。多くの方がいきかう場所なので、どうなんだろう?と不安に感じていたのですが、入居後は、むしろ、タワマンの方が安心感が高いと感じました。
マンションの管理方針によって異なるので、一概には言えませんが、大規模マンションの方が警備システムをしっかりと入れている物件が多い印象です。特に、女性の一人暮らしの方には安心感が感じられると思いました。
都心に住む理由がなければ、低層マンションの方が好き
職場が郊外の場合や在宅ワークという働き方が選べるのであれば、都心よりも郊外の低層マンションに住みたい……です。
タワーマンションは超絶便利ですが、自然を感じてゆったり生活する……という雰囲気ではありません。都内の便利な暮らし方だと感じたので、都心に職場がなければ郊外で、もう少しペースを落として生活したいな……というのが本音です。
タワーマンションというより、個人的には都会の忙しない暮らしよりも、郊外のゆったりとした暮らしが好きだから……というのが、低層マンションを選ぶ理由ですね。
このあたりは、人それぞれのライフスタイルや好みが分かれるところかな、と感じます。
タワーマンションの物件選びは情報が命!
タワーマンションの物件探しは情報戦です。一般的に、初めての一人暮らしでタワーマンションを選ぶ方は少なく、何度も引越しをしてきた猛者が物件探しをします。内見をしなくても立地や物件概要を見て、お申込みをする方も多く、良い物件はあっという間になくなってしまいます。
これは、賃貸でも購入でも同じ。タワーマンションは忙しい一人暮らしの方、共働き夫婦の方など、幅広い層に人気がある物件です。この人気物件の争奪戦に勝つには情報収集に励むことが、良い物件と巡り合うコツです。
不動産会社目線で、タワーマンションに引越しを検討している方におすすめできる情報サイトを2つご紹介します。
賃貸で検討中
モダンスタンダード
タワーマンションをはじめ、都内の高級物件に特化した情報サイト「モダンスタンダード」。とにかく情報更新頻度が多く、新着物件の掲載スピードが早いです。これは、タワーマンションやエリアを限定しているからできること。写真も多く室内の様子がわかりやすいため、退去前の先行募集物件でも、安心して手続きを進めやすいと思います。無料で利用できるので、気になる物件があるか、時間があるときに確認してみてはいかがでしょうか?
エリアだけでなくリビングの広さで検索ができたり、所在階の指定(高層階を希望する場合など)もできるので、自分好みの物件を探しやすいのも、私がモダンスタンダードを好きな理由のひとつです。
しかも、物件によっては、仲介手数料が無料、半額になることも。
物件情報に仲介手数料が記載されていて、物件によっては特別割引が適用中。タワマン物件は家賃が高額になることが多いので、仲介手数料が無料になれば、かなり初期費用を抑えられるでしょう。
>>>検索機能が便利!モダンスタンダードでマンション検索をしてみる
賃貸も購入も検討したい
suumo(スーモ)
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賃貸も売買も、もっとも物件情報が手軽に得られるサイトのひとつです。
売主、貸主が募集する媒体として活用されていることも多く、掘り出し物の物件が見つかりやすいことも特徴。
希望条件に合致する物件は、メール等で自動配信されるので、新着物件を常にチェックしていくこともおすすめ。
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【購入】住まいサーフィン
タワーマンションの購入を検討している方は、やはり、価格相場を知ることが大切です。人気エリアのタワマンは2~3年後に完成する新築マンションにも、検討者から問合せがたくさん来ています。常に相場は変動しているので気になるエリアが決まったら、そのエリアの物件相場を確認していくことが、良い物件を選ぶコツです。
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まとめ
タワーマンションも他のマンション同様、メリット・デメリットがあります。そして、その感じ方や捉え方はひとそれぞれ。自分にとって優先したいメリットが多ければタワマン生活はとても楽しい時間になりますし、あまり優先度が高くない事項が多く、デメリットの方が際立ってしまうと快適な生活ではなくなってしまうかもしれません。
都会の便利な場所で、快適な暮らしができるタワマン生活。忙しい社会人に合った暮らし方ですが、すべての人にとって最高の空間になるとは限りません。
今回ご紹介した内容は私の個人的主観に基づく感想ですが、元タワマン住民として感想をご紹介させていただきました。メリット・デメリットどちらも比較検討し、自分にとって最高のお家が見つけられると良いですね。
この記事がタワーマンションで一人暮らしや、お引越しを考えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。
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