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先輩は、転職したことありましたよね?
話を聞かせてもらえませんか?
全然、いいよーー!
大学の後輩 Sちゃん。
転職を考えているそうで、話を聞くことに。
私は、不動産会社で多くの女性の「家」に関するサポートをしてきました。
「引越し」のときに、大きく関わることが仕事のこと。
- 勤務地
- 勤務時間
- 収入
などによって、借りられる物件も変わります。
後輩のSちゃんと同じように、20代後半の女性で、仕事に悩んでいる方は多いと思います。
この記事では、20代後半の女性が自分のキャリアを見直すべき理由と見直し方をご紹介します。
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この記事を読むとわかること
- 20代後半で自分のキャリアと向き合うべき4つの理由
- 女性が結婚後も働きやすい環境とは?
- 自分のキャリアの見直し方
あわせて、20代で異業種に転職した女性のインタビューもご紹介します。
「このままでいいのかな?」と感じた、27歳の後輩Sちゃんのように、仕事に悩む女性の考えるヒントになれば嬉しいです。
- 27歳、新卒で入社した電子機器メーカーの営業職
- 残業、出張はそれなりに多く、体力的にしんどいと感じることも
- 30歳を前に、彼氏との結婚や、将来に不安を感じている
- 金曜日を楽しみにしながら、日々過ごしている
目次
20代後半は、自分のキャリアと向き合うべき4つの理由
仕事にも慣れて、それなりに楽しくはあるんですけど……。
漠然とした不安があって、「このままでいいのかな」って。
残業も結構あって……
夜遅く帰る日が続くと、次の日の朝ツライ日も増えてきたし、この生活いつまで続けられるのかな?と。
社内に尊敬できる上司もいないし、ずっとこの会社にいていいのかな?と、考えています
ちなみに、今まで転職活動や、キャリアチェンジを考えたことは?
気づいたら、あっという間に4年が経ってて27歳。
30歳まで、あと3年って考えたら、ゾッとしてしまって……
すみません。。。
でも、とても良い時期だと思う!
27歳、自分のキャリアを見直すのにピッタリの時期だよ!
私自身、27歳のときに転職をしました。
Sちゃんと同じように、漠然とした不安もあり「このままでいいのかな?」と、悩んだ時期もありました。
仕事にも慣れて、自分を見つめる余裕もできる20代後半。
このタイミングで、自分のキャリアと向き合うことは、とても大切。
それでは、20代女性が、自分のキャリアと向き合うべき4つの理由をご紹介します。
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20代のうちに、自分のキャリアと向き合うべき理由
- 30代は、結婚・出産、人生の転機オンパレード!考える時間がない
- 20代だからこそ、挑戦できることもある
- 中途採用は能力評価。新卒採用とは違う
- 26歳~28歳は女性歓迎の求人数が多い
30代は、結婚・出産、人生の転機オンパレード!考える時間がない
結婚・出産をすると、自分の時間が減る
結婚、出産、子育て中は時間がありません。
独身で自分ひとりだけのことをやればよかったのが、家族ができて、パートナーとの時間が増える。
子どもができて、子どもとの時間が増える、と、時間の使い方は大きく変わります。
女性にとって大きなライフイベントのひとつ、出産。
生物学的に女性が妊娠・出産に適した年齢は限られています。
一般的に、35歳以上で初めて出産を経験することを「高齢出産」と呼びます。
35歳以上の妊娠・出産は、リスクが高くなると言われています。
子どもが欲しい女性は、妊娠・出産を見据えた働き方を考えることが大切。
子どもはカワイイけど、子育ては時間がかかります。
どうしても子ども優先で動く時間も増えるので、この時期までに、自分の仕事でのキャリアを積んでおかないと厳しい……。
子育てをしながら、残業&出張ありの働き方は難しいです。
(パートナーが専業主夫の場合を除く)
子どもが小さいうちは、フルタイムで働けない&急に仕事を休むことも
子どもが小さいうちは、フルタイムで働くことは難しいことも。
保育園に預けられる時間で、時短勤務を選択する方も多いです。
保育園のお迎え時間にあわせて退社します。
しかも、せっかく保育園にあずけても、子どもはすぐに体調を崩します。
特に、保育園に預けたばかりの頃は、風邪などの病気をうつされて休みがちに。
発熱してしまうと、保育園に預けることができず、仕事中でも保育園からお迎えの電話が入ります。
30代の子育て世代は、どうしても会社に迷惑を掛けてしまうことも増えます。
勤務時間が短くても、急な予定の変更をしても、働ける状態を確保することが大切。
会社との信頼関係が築けないと、難しいでしょう。
自分の都合で会社に迷惑をかける前に、しっかりを成果を出し、会社と交渉できる状態作りが必要です。
権利を主張するには、その分、会社に貢献もしなければなりません。
でも、結婚して子どもができたら、子育てに専念するのもいいかな、と思うんです。
子どもが小さいうちは一緒にいてあげたい、って、理想もあります
子どもはすぐ大きくなるし、一緒にいる時間も大切だよね
でも、結婚、出産で、自分のキャリアを手放してしまうのは、とてももったいないと思うんだ
専業主婦は今や幻……。共働きでパートナーと生きる時代
両親世代は夫が働き、妻が家庭を守る家族も多かったと思います。
でも、時代は大きく変わりました。
終身雇用制度は崩れ、大企業でも倒産する時代……。
東芝やシャープなど、一部上場企業の超大手企業でさえ、大規模なリストラが行われました。
会社に勤めていたら、給料が上がり続ける時代は終了。
そんな時代に、夫ひとりで家計を支えることは、もはや、無理ゲー。
収入の柱がひとつしかないことは、リスクが高すぎます。
専業主婦に憧れる方は、この本を一度読んでみることをおすすめします。
今は、女性も自分でしっかりと稼ぐことが大切。
お金があれば、育児や介護も外部の力を借りながら、両立することができます。
そして、選択肢がないことほどツライことはありません。
お金で幸せが変える訳ではありませんが、お金で解決できることが多いのも事実。
不安定で変化が激しい時代だからこそ、私たちの世代は、パートナーと2人で家計を支える方が健全。
もし、どちらかに万が一のことがあっても、「大丈夫だよ!」と言えるぐらいの収入は、確保しておくことが理想です。
まだ、結婚はイメージが湧きませんが、結婚しても仕事を続けた方が良い気がしました
選択肢を持っておくって大事だよね。
「できる・できない」と、「できる・やらない」は、違うよね
選択肢を持っておいてやらないのは、Sちゃんの自由。
だけど、そもそも、選択肢がなかったら、できないから……。
やりたくてもできないことが増えると、とても不自由な人生になってしまうね
20代だからこそ、挑戦できることもある
公務員試験
公務員は最も安定している職業と言われ、人気も高いです。
公務員を目指すなら、受験資格の年齢は要確認。
30歳を過ぎると、受験できない試験も多くなります。
年齢 | |
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【国家公務員】 国家総合職 |
30歳 |
国家一般職 | 30歳 |
裁判所総合職 |
30歳 |
裁判所事務官 | 30歳 |
【地方公務員】 東京都 |
Ⅰ類A:31歳 Ⅰ類B:29歳 |
神奈川県 | 30歳 |
千葉県 | 一般行政A:30歳 一般行B:35歳 |
埼玉県 | 30歳 |
公務員は民間企業と比べて、安定感が抜群。
- 事務職を希望
- 安定した仕事に転職したい
- ワークライフバランスを大切にしたい(残業少なめ)
このような方は、公務員への転職もおすすめ。
試験突破のために勉強は必要ですが、LECなどの専門学校の講座も充実しています。
安定感を求めるなら、転職先として公務員を検討してみても良いでしょう
知らなかったです
>>> 資格の専門学校LECで、公務員試験講座の詳細を確認する
ワーキングホリデー
仕事ではありませんが、20代の若者限定で使える海外の長期滞在VISA(ビザ)もあります。
ワーキングホリデー(通称:ワーホリ)は、【観光・就学・就労】ができる貴重なビザ。
通常、ビザは渡航目的ごとに取得します。
1つのビザで、観光も、勉強も、アルバイトもできるのは、かなり便利。
利用条件は国ごとに異なります。
渡航先 | 年齢 |
---|---|
オーストラリア | 30歳以下 |
ニュージーランド | 31歳未満 |
カナダ | 30歳以下 |
韓国 | 30歳以下 |
フランス | 30歳以下 |
イギリス | 30歳以下 |
ドイツ | 30歳 |
アイルランド | 25歳以下 ※(年齢引き上げ規定あり) |
デンマーク | 30歳 |
台湾 | 30歳 |
香港 | 30歳 |
- 海外で働いてみたい
- 語学力を身につけたい
など、海外に興味がある方は、ワーホリも選択肢のひとつ。
ワーホリを使えば、海外に長期滞在しながら、勉強もアルバイトもできます。
現地でアルバイト代を稼ぐことで、現地滞在費も節約可能。
「海外に行ってみたい……」
と、思っていた方は、チャレンジしてみましょう。
自由に動きやすい時期だからこそ、いろんな挑戦ができます
こういう経験も20代だから、挑戦しやすいんですね
>>> ワーキング・ホリデー制度(外務省 公式サイト)の詳細を確認する
新卒とは違う。中途採用は、積み上げたキャリアが評価される
27歳は、社会人として一人前と認められる時期。
新卒で入社する新人ではないため、今までの実績(キャリア)も採用時に重視されます。
採用する企業としては、中途採用は新卒採用にないメリットがあります。
-
企業側の中途採用のメリット
- 社会人としてのマナーや仕事の仕方を教えなくて済む
- 前職の経験、知識を活用できる
- 前職から出せる成果を想定しやすい
よく求人サイトでは「即戦力」として、活躍が求められると記載されることもあります。
アポのとり方、言葉使い、営業資料の作り方、お客様へ提案の流れ、クロージングトークなど、一通り全部できるんだな、と評価されるよ
もちろん、営業で成果をあげた実績があれば、さらにアピールポイントになるけど
もちろん、業界や商品知識は必要だけど、営業スキルは、どの会社にも共通する力。
会社の組織を理解して、提案する会社の担当者が稟議を通しやすいように資料を準備したり、上司に説明しやすいような他社との比較表を準備する、こういう工夫は経験を通してできるようになること。
新卒はそういう小さなことを1から教えないと行けないけど、中途採用は、すでに前職で教育してもらってるから、採用企業としてはありがたいよね
確かに、新入社員の1年目は、ほぼ先輩の訪問に同行して、資料の準備や提案方法を勉強させてもらいました。
空気の作り方とか、言葉では説明できないようなことも、たくさん教えていただいた気がします
そうなる前に、しっかりと働いてもらえて、かつ、一通りスキルが習得できている20代後半の女性はベスト。
企業もいろいろと天秤にかけながら採用活動をしています。
多少働けない時期があっても、長期的に会社に貢献してくれる人だと判断すれば採用します
26歳~28歳は女性歓迎の求人数が多い
女性の転職支援を行っているtypeの調査によると、女性歓迎の求人数は年齢によって差があるそうです。
もっとも多い女性歓迎求人の年齢は、26歳~28歳。
女性の26歳~28歳が求められる理由も、あわせて紹介されていました。
type女性の転職エージェントが保有している求人の数を年齢別に比較してみると、26~28歳の女性歓迎の求人数が一番多くなっています。(2017年12月現在)
現在、つまり、今、女性の転職市場で最も注目度の高い年齢層が26~28の年齢層だと言えます。
それは、20代ならではの仕事に対しての吸収力の高さや、新卒入社からの基礎スキルの習得を終え、ある程度の現場経験を積んでいる方が多いため、採用企業にとってはこれからの管理職候補として一層の専門スキルの向上や、マネジメントを期待できる年齢層だからです。
企業としては、社会人としての基礎を習得した26歳~28歳の女性を採用したい傾向があるようです。
そして、前職で培った専門スキルの向上や、管理職候補としてマネジメントを期待している、とのこと。
求人数が多ければ、選択肢が多く持てます。
転職するタイミングとしては、有利に立てる時期。
このチャンスを逃さないように、転職を考えるなら20代のうちに動き出すことが大切です。
30代よりも、20代の転職の方が、イイ波が来てる!
20代のうちに、自分のキャリアと向き合うべき理由
【30代は、結婚・出産、人生の転機オンパレード】【公務員試験・ワーホリなどは年齢制限も】
【中途採用は能力評価】【女性歓迎の求人数が多い】
20代後半は、社会人得た力を客観的に見つめて、自分と向き合うことが大切
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・
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・
と、感じました。
でも、実際どんな会社が転職先にいいのでしょうか?
結婚・妊娠・出産をしても、子育てと仕事を両立できる会社。
会社によって、両立のしやすさは大きく変わるから、しっかりと確認していこうね!
結婚後も、女性が働きやすい会社とは?注目ポイント3つ
女性が多く活躍している
女性が活躍している会社は、メディア等でランキングが紹介されています。
「女性が働きやすい会社」 BEST10 東洋経済オンライン |
『女性が活躍する会社』 BEST10 日経ウーマンオンライン |
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富士通 | ジョンソン・エンド ジョンソン 日本法人グループ |
三越伊勢丹 ホールディングス |
住友生命保険 |
富士フィルム ホールディングス |
JTB |
SOMPO ホールディングス |
パソナ |
東京海上 ホールディングス |
花王 |
高島屋 | セブン&アイ ホールディングス |
ソニー | 日本アイ・ビー・エム |
花王 | イオン |
三菱ケミカル ホールディングス |
資生堂 |
SCSK | リクルートグループ |
東洋経済オンラインでは、「女性が働きやすい会社ランキング」、日経ウーマンオンラインでは、「女性が活躍する会社ランキング」が公表中。
設定した基準に基づいたポイント評価で、客観的に表されています。
業種もさまざまですが、女性が働きやすい会社として期待できます。
女性社員の割合
女性が多く活躍している会社は、女性が働きやすい環境が整っていると言えるでしょう。
建設業や製造業のように、そもそも、女性が少ない業界も多いです。
- 業界における女性社員の数
- その会社の女性社員の数
を見比べてみましょう。
業界の割合に対して、女性社員数が多ければ、女性の活躍が多い会社だと判断する目安になります。
女性の管理職の数
また、女性管理職の数も要チェック。
管理職の女性が多い = 女性にも役職ポストが用意されている証。
女性も男性も、能力が上がれば昇進できる会社です。
せっかく働いて、自分の労働力を提供するなら、努力が正当に評価される会社に行くべき。
どんなに努力をしても報われない会社に転職すると悲劇。
「女性」が管理職になっている割合はまだまだ低いです。
女性の勤続年数は徐々に長期化傾向にあるが、管理職に占める女性割合は依然として低い。
総務省「労働力調査(基本集計)」(平成24年平均)によると、管理的職業従事者(公務及び学校教育を除く)に占める女性の割合は、平成24年は11.6%で依然として低い水準にある。厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(平成24年)で女性管理職を役職別に見ると、係長相当職の割合が最も高く、平成24年は14.4%となっている。
上位の役職では女性の割合が更に低く、課長相当職は7.9%,部長相当職では4.9%であり、いずれも長期的には上昇傾向にはあるものの低い水準にとどまっている。引用:内閣府男女共同参画局
日本全国の女性管理職の平均割合は
- 部長職:4.9%
- 課長職:7.9%
- 係長職:14.4%
です。
この割合と、比較してみましょう。
やっぱり、男性と女性では違いますよね
私の友人は、上司も女性。部署自体が女性が多いチームだそう。
みんなバリバリ働いて、仕事・育児を両立させているんだって。
家事の時短グッズや、保育園情報もよく話すみたいで、仕事が育児にも役立っている、と、言っていたよ
仕事と育児の両立って、本当に大変。
一緒にがんばっている仲間が身近にいるって、心強いよね
キャリアップ支援の有無
語学やプログラミングなど、スキル取得時の研修費用をサポートしてくれる会社もあります。
入社後も、希望すれば自分のスキルを磨いていける環境があることはありがたい制度。
意欲次第で、自分の価値を高めていくことができます。
終身雇用が崩壊している現代では、いつでも、他の会社に移れる能力を身に着けておくことが必要。
転職先でも、さらに自分の能力を高めていける環境かどうか見極めていきましょう。
柔軟な働き方が選択できる
時短勤務
育児・介護休業法に基づき、時短勤務は労働者に認められている制度です。
- 事業主は、3歳に満たない子を養育する従業員について、従業員が希望すれば利用できる短時間勤務制度を設けなければなりません
- 短時間勤務制度は、従業規則に規定される等、制度化された状態になっていることが必要であり、運用で行われているだけでは不十分です
- 一日の労働時間を原則として6時間(5時間45分から6時間まで)とする措置を含むものとしなければなりません
引用:厚生労働省
3歳未満の子どもを育てている場合、希望すれば、1日の労働時間が原則、6時間となります。
企業として独自の時短勤務が認められている場合は、制度の詳細を確認してみましょう。
フレックス勤務
フレックス制度は、労働時間を労働者が自分で決められる制度。
毎朝 9:00に出勤と決められているのではなく、8:00に出勤しても、11:00に出勤してもOKということ。
1ヶ月単位で働く時間を決めて、時間を自由に選べるシステムや、労働しなければならないコアタイムと、フレキシブルタイム(労働するか選択できる時間帯)を設定している会社もあります。
育児中の場合、保育園に子どもを預けられる時間に合わせて仕事のスケジュールも調整する必要があります。
自由に勤務時間を選べると、より、働きやすくなるでしょう。
在宅ワーク・リモートワーク・テレワーク
会社に出勤せずに仕事ができる制度。
自宅やコアワーキングスペースなど、会社以外でも仕事ができます。
勤務場所にとらわれずに、仕事ができるため、育児中でも働きやすくなります。
また、在宅ワークやリモートワークを採用している会社は、裁量労働制(さいりょうろうどうせい)を取り入れている会社も多いです。
裁量労働制とは、時間ではなく成果で評価される仕組み。
8時間勤務しなくても、仕事の成果を出せるならOK。
効率的に仕事ができるほど、自分の時間を増やすことができます。
育児の時間がどうしても必要だからね……
子どもを持つかはわからなくても、こういう制度がある会社で働ければ安心だね
福利厚生(育児支援制度)の充実
産休、育休制度
将来は子どもが欲しいと考えている方は絶対確認したい産休・育休制度。
産休・育休は労働者として認められている権利です。
産休とは、産前休業と産後休業のこと
- 産前休業
出産予定日の6週間前(双子の場合は14週間前)から、請求すれば取得できます。
- 産後休業
出産の翌日から8週間は就業できません。
(産後6週間を過ぎた後、本人が請求し医師が認めた場合は就業できます)引用:厚生労働省
育休とは、育児休業のこと
1歳に満たない子どもを養育する男女労働者は、会社に申し出ることにより、子どもが1歳になるまでの間で希望する期間、育児のために休業できます。
取得条件(期間の定めがある労働契約で働く方)- 同一事業主に引き続き1年以上雇用されている
- 子どもの1歳の誕生日後も引き続き雇用されることが見込まれる
- 子どもの2歳の誕生日の前々日までに、労働契約の期間が満了しており、かつ、契約が更新されないことが明らかでない
引用:厚生労働省
この規定以上に、産休・育休制度が充実しているのかを確認しましょう。
そして、制度があるだけでなく実際に利用する方の有無も要チェック。
制度があっても、社内の雰囲気や担当業務等によっては、「現実的には、使えない……」という声もあります。
制度が充実していて、実際に活用されていることを、しっかり確認していきましょう。
「育休制度は、何割ぐらいの方が使いますか?」
と、面接時に質問すればOK!
企業内保育所
企業内保育所とは、その企業に勤める従業員のために作られた保育施設。
都内の保育園は需要と供給のバランスが崩れ、待機児童と呼ばれる保育園に入りたくても入れない児童がたくさんいます。
保育園に預けられないと、働きたくも働けない状況に……。
企業内保育所があれば、会社内(もしくは近くの場所)の保育園に預けることができ、育休後も安心して働けます。
事業所内保育園がある会社 | |
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楽天 |
楽天ゴールデンキッズ ・幼児向けの英語教育や科学実験 ・屋外でのあそびを取り入れ中 |
日本アイ・ ビー・エム |
こがも保育園 ・幼児向けの英語教育 ・音楽に合わせた表現活動リトミックを実施 ・幼児向けプログラミング教育 |
ドワンゴ |
ドワンゴ保育園 ・仕事と育児の両立を支援 ・少人数制保育 |
ヤクルト |
ヤクルト保育園 ・日本全国に保育所を展開中 ・割安な保育料 |
花王 |
メリーズ ガーデン ・最先端の乳幼児教育「エデュケア」を採用 ・女性保育士、男性保育士も多く活躍 |
GMO |
GMO Bears ・タオル、おむつなどはすべて完備 |
ニチイ |
ニチイ キッズ ・幼児向けの英語教育 ・音楽アート教育 |
LINE |
みどりの保育園 ・最先端の乳幼児教育「エデュケア」を採用 ・女性保育士、男性保育士も多く活躍 |
会社として保育所運営を行っている = 育児がしやすい環境が整っていることの目安になりそうです
育児支援制度を使うには、勤続1年以上が必要
今までご紹介した育児支援制度は、勤続1年以上の従業員が対象になることが多いです。
つまり、転職したばかりで、働いて1年未満で妊娠・出産をしても、育児支援制度が使えない可能性もあります。
だからこそ、時間に余裕を持って結婚、妊娠、出産と進んでいける状態作りが大切。
ライフイベントから逆算して、自分のキャリアと向き合っていることが必要です。
結婚後も、女性が働きやすい会社の確認ポイント
【女性が多く活躍している】【柔軟な働き方ができる】
【福利厚生(育児支援制度)の充実】
会社として、女性の働き方とどのように向き合っているか?確認すべし
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・
自分がどの会社に転職すれば良いいのか?
自分の力を活かせる会社?
は、まだイメージが湧かないです……
転職市場で自分の価値を見つめないといけないね。
このあとは、転職活動でやるべきことを紹介するよ!
自分の価値はわかりにくい|転職エージェントを活用
自分が転職市場でどのくらいの価値があるのか?
自分で自分の価値を把握することは難しいです。
転職エージェントとは、転職者と採用したい企業の橋渡しをしてくれるサービス。
多くの転職エージェントが存在します。
転職エージェントでは、転職希望者のカウンセリング・求人紹介・面接サポート・企業側との入社条件等の交渉など、転職活動の総合サポートを受けることができます。
しかも、利用料は無料。
転職エージェントは企業側から採用時に報酬を得ているので、利用者(転職希望者)は無料で利用することが可能です。
先輩も転職エージェントを利用して転職活動したんですか?
転職エージェントを活用してみて、よかったこと
転職エージェントは担当者によって受けるアドバイスも異なります。
私が印象に残っている担当者の方は、「今すぐ、転職はおすすめしない」とアドバイスをくださったこと。
当時27歳の私は、海外で働きたくて、中国・上海で転職活動をしました。
当時の私は、中国語のスキルが日常会話レベル。
日常会話レベルとビジネスレベルでは、転職先の選択肢が圧倒的に違います。
中国も日本同様、結婚や出産をしても働く女性が多く、20代後半の女性のキャリアチャンジはとても大切とアドバイスをいただきました。
だからこそ、今すぐ転職できる会社よりも、もう少し語学力をつけてから転職活動をした方がいい、と。
きっと、3ヶ月学校に通えば十分に戦えるはずだから、それからでも大丈夫。
今のスキルで転職してしまうと「日本人を相手にした仕事」になってしまう。
せっかく、海外で働くなら、語学を使った仕事に挑戦したほうがキャリアアップに繋がるはず
転職の相談をじっくりできる人は限られています。
家族や友人は、「転職=リスク」と考えていることも多く、主観的なアドバイスになりがち。
仕事上の能力やスキルを十分把握できる訳もありません。
仕事上の力をよく知っている会社の上司や同僚には、内容的に相談しにくいもの。
その点、転職エージェントはプライベートな関係が一切なく、客観的な転職アドバイスが受けられる貴重な存在。
自分のことを熟知されていないからこそ、第三者的な立場で、転職市場価値を判断してくださいます。
プロのアドバイスを受けられるのは心強いですね!
転職エージェントは使ったことがないのですが、どんな感じで使いました?
転職エージェント利用の流れ
- 転職エージェントへ登録
- 転職エージェントを訪問
- 求人の提案
- 応募
- 面接
- 内定
PC・スマートフォンから簡単登録。
登録後、面談予約を行います。転職エージェントを訪問しキャリアカウンセリングを実施
(電話相談等で対応する場合も)
キャリアカウンセリング後に、希望に合致した求人を紹介
受けたい企業がなければ、何度でも再提案を依頼してOK
気になる求人に応募。日程調整等は転職エージェントが代行してくれます。
職務経歴書など、提出書類は添削等のアドバイスが受けられることも。
場合によっては、模擬面接や面接に転職エージェントの担当者も同行してくださいます
無事に採用が決まると、転職エージェントを通じて入社日等の調整を行います
給料等の条件交渉も、転職エージェントが行ってくれます。
希望する転職先が見つかってから、会社に辞めることを伝えた方が、焦らず転職活動ができるよ
安心しました
おすすめ転職エージェント
リクルートエージェント
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リクルートエージェントの特徴
- 業界最大手
- 求人数NO.1
- 実績数NO.1
- 独自に分析した業界・企業情報の提供などサポート充実
転職支援実績は累計41万1,000名以上(2017年3月期)
業界最大手のリクルートエージェント。
非公開求人も多く、リクルートエージェントでしか出会えない求人案件もあります。
業界知識や転職ノウハウも多く聞けるので、転職活動のスタートにおすすめです。
パソナキャリア
-
パソナキャリアの特徴
- 女性の転職支援に強みがある
- 女性向け研修も充実
- 女性のキャリア支援・雇用に前向きな会社の求人が多い
- 女性のキャリアアドバイザーも多い
女性の転職支援に強みがあるパソナキャリア。
「女性のキャリア研修」など、女性の雇用やキャリアアップに積極的な求人が多い印象。
アドバイザーの方も女性が多く、仕事と家庭の両立の仕方など、勉強になることがたくさんあります。
これからのキャリアを見直したい、20代後半の女性におすすめです。
実際に動いてみたら、転職市場での自分の価値にも気づくはず。
転職活動を続けるにしても、辞めるにしても、課題が見つかるから動きやすいと思うよ
まずは、話を伺ってみようと思います!
会社名 | 特徴 |
---|---|
リクルート エージェント |
業界NO.1 非公開求人が多い |
パソナ キャリア |
女性の転職支援が充実 女性がキャリアップを目指せる求人が多い |
マイナビ エージェント |
若手の転職支援に強み |
DODA (デューダ) |
大手エージェント Iターン、Uターン求人あり |
JAC Recruitment |
ハイクラス求人に強み |
CONNECT (コネクト) |
採用決済者と面談可能 入社後のミスマッチが少ない |
MS-Japan |
管理部門特化型 エージェントNo.1 |
リクシィキャリア |
ブライダル専門 転職支援サービス |
AidemSmartAgent |
25歳~35歳限定 転職支援サービス |
ランスタッド |
世界39の国と地域に拠点あり 世界最大級の総合人材サービス会社 20代、30代に強み |
PASSEND (パッセンド) |
美容業界に強み 女性限定求人あり |
転職エージェントの利用はハードルが高い方は、求人オファーを受けるのも◎
- 転職を考え始めたものの、まだ、転職するかどうかを悩んでいる……
- 転職エージェントで相談する時間を取りにくい……
- どんな求人があるか?自分のスキルを求めている会社があるか?知りたい……
という方は、求人サイトを活用するのもおすすめです。
転職エージェントは、エージェント側から求人情報の紹介を受ける転職サポートサービスですが、求人サイトは、基本的に求人情報が掲載されているだけ。
自分で求人情報をチェックして、企業へ応募し選考を進めます。
受けられるサポート内容は薄くなるものの、自分のペースで転職活動を進められるメリットがあります。
リクルートエージェントが運営しているリクナビNEXTでは、職務経歴等のレジュメを登録しておけば、企業からスカウトを受けることも可能です。
自分のスキル・経験が求められる会社は、どこか?
企業からのアプローチを見ながら、検討することができます。
まずは、情報収集をしながら転職活動を進めていきたい方は、求人情報のチェックから始めてみてはいかがでしょうか?
まとめ
30歳を迎える前に、女性がキャリアについて考えておくことはとても大切。
転職をしても、しなくても、自分の転職市場における価値を知っておくことが重要です。
20代後半は、転職時期としては求人数も多く、チャンスが多い時期。
希望する会社へ転職できる可能性も高いです。
また、残念ながら希望する会社への転職が叶わなくても、自分に足りないスキル・能力が明確になります。
今日から自分に足りないものを身に付けていけば良いだけ。
一番悪いことは、ただただ、悩んで何も行動しないこと。
悶々と悩んでいても時間は過ぎてしまいます。
あっという間に、28歳、29歳、30歳となり、自分のキャリアと向き合う時間が取れなくなってしまうことも。
そうなる前に、今の自分がどのくらい転職市場価値があるのか?確認しておくのがおすすめ。
会社を辞める必要もないし、何もリスクはありません。
視野を広げてみると、意外と自分にあった会社・仕事と出会えるかもしれません。
ぜひ、自分のキャリアと向き合って、チャレンジしてみてくださいね。